概要
中央競馬(JRA)のG1レース。東京競馬場芝1600m(≒１マイル)、牝馬限定。
マイル戦ではあるが、毎年中距離馬から短距離馬までの有力馬が集まり、出走馬の距離適性はあまり関係がない傾向にある。レースレーティングから見てもエリザベス女王杯に引けを取らないレベルのメンバーが集う、春の古馬女王決定戦という位置づけである。
2006年新設と比較的歴史の新しいGⅠであるが、とにかく荒れるGⅠとしても有名で、3連単が万馬券にならなかったのは2011年と2020年だけである。
平地芝GⅠながら12世代の2頭がそれぞれ2連覇という珍記録を出している。
歴代優勝馬
※優勝馬の隣の金額は、3連単の配当金である。
平成時代
2006年(第1回) 優勝:ダンスインザムード 11,650円
2007年(第2回) 優勝:コイウタ 2,283,960円
2008年(第3回) 優勝:エイジアンウインズ 23,000円
2009年(第4回) 優勝:ウオッカ 80,580円
2010年(第5回) 優勝:ブエナビスタ 85,770円
2011年(第6回) 優勝:アパパネ 3,620円
2012年(第7回) 優勝:ホエールキャプチャ 75,320円
2013年(第8回) 優勝:ヴィルシーナ 193,570円
2014年(第9回) 優勝:ヴィルシーナ 407,940円
2015年(第10回) 優勝:ストレイトガール 20,705,810円※
2016年(第11回) 優勝:ストレイトガール 48,310円
2017年(第12回) 優勝:アドマイアリード 918,770円
2018年(第13回) 優勝:ジュールポレール 63,640円
令和時代
2019年(第14回) 優勝：ノームコア 175,040円
2020年(第15回) 優勝：アーモンドアイ
7,340円
2021年(第16回) 優勝：グランアレグリア 28,750円
2022年(第17回) 優勝：ソダシ
43780円
※2015年は、5番人気のストレイトガールが勝利し、2着に12番人気のケイアイエレガント、3着に18番人気(最下位)のミナレットが入り、GⅠ史上最高(全体では2019年5月1日現在4位)の配当金を記録した。
なおミナレットが勝利した新馬戦は2021年現在JRA三連単の歴代最高配当であり、3着が同着だったもう1つの3連単も1000万円を超える配当だった。
関連動画
2006年(第1回)
2015年(第10回)。
2020年(第15回)。アーモンドアイ7冠達成
関連項目
高松宮記念 約1ヶ月前に開催される芝1200mのGⅠ
エリザベス女王杯 秋の牝馬限定GⅠ
安田記念 3週間後に同じ東京芝1600mで開催されるGⅠ
NHKマイルカップ 1週間前に同じ東京芝1600mで開催されるGⅠ
