概要
第4世代に分類され、世界で初めて実戦投入されたナイトメアでもある。
ブリタニアと日本の戦争である「極東事変」にて初陣を飾り、その能力によりナイトメアフレームという兵器の有用性を世に知らしめた。
しかし、作中では既に7年の月日が流れ、その間に第5世代機であるサザーランドへの機種変換による世代交代も進んでいた結果、ブリタニア軍ではあまり使われなくなっている。
そのため、現在使用しているのはテロリストや反ブリタニア勢力が主であり、エリア11(日本)ではコピー機の無頼が使用されている。
また、開発を行ったブリタニアでは、警備用の機体として改修された機体も存在し、「ナイトポリス」という新たな名称が与えられている。
兵装
- アサルトライフル:本機の主兵装。初期型から採用されているもので、後発のサザーランドなどの物と同型
- スタントンファ:両腕部に装備されている近接武器。初期型には搭載されていなかったが、サザーランドを始めとした第五世代機から反映された。
- ロケット砲:初期型から採用されているもの。
- ランドスピナー:推進システム。第五世代機の技術によるグレードアップが施されるまでは超信地旋回が不可能であった。
- スラッシュハーケン:攻撃、機体制御用アンカーユニット。
バリエーション機
- カレン機
紅月カレンが搭乗する機体で、彼女のパーソナルカラーに塗られたタイプ。武装のカスタマイズは特にされていない。
物語第1話から登場し、ジェレミアが駆るサザーランドに左腕を破壊されながらも逃げ延び、ルルーシュの指揮下に入ってからは囮役として活躍した。
黒の騎士団結成後は無頼に改修された。
- 雷光
日本解放戦線が使用したリニアキャノンを装備したタイプ。四騎のグラスゴーを改造・接続しているため、ナイトメアフレームではなく多脚砲台に分類される。
最大の武器であるリニアキャノン「超電磁式榴散弾重砲」の火力は絶大だが、移動力は低い。近距離に持ち込まれた場合、腕部一体型の銃で迎撃が可能だが効果は薄い
後に黒の騎士団も使うが、両者ともランスロットに破壊されている。
- ナイトポリス
警察に払い下げられたタイプ。白と青のツートンカラーにパトランプが装備されている。
当然ながら機体出力が落とされており、武装はオリジナルと異なり、ハンドガン、ナイフ、大型シールドが採用されているほか暴徒鎮圧や対テロリスト用装備を持つ。
- ブライウェン
『双貌のオズ』で登場。民間の競技リーグで使用されているタイプ。
ナイトポリス以上に機体出力・装甲がダウンサイジングされており、武装も銃火器は外されている。
競技向けというのもあって派手な装飾が施されている。
関連タグ
棺桶ダンス:四機で重たい物を担いでいる特徴である雷光と似たような形に見える。