愛野美奈子
あいのみなこ
プロフィール
| 誕生日 | 10月22日 |
|---|---|
| 誕生石 | オパール |
| 星座 | 天秤座(守護星が金星) |
| 血液型 | B型 |
| 好きな色 | 赤、黄色 |
| 好きな食べ物 | アイスクリーム、カレー、ラーメン、ギョーザ |
| 苦手な食べ物 | しいたけ |
| 好きな教科 | 体育 |
| 苦手な教科 | 数学、英語 |
| 趣味 | アイドルの追っかけ |
| 特技 | 遊ぶこと、バレーボール、ゴマすり |
| 嫌いなもの | ママ、お巡りさん、ガードマン |
| 将来の夢 | アイドル |
| 好きな宝石 | トパーズ |
| CV | 深見梨加（1992年版～1997年版）、住友七絵（163話のみ代役）、伊藤静（Crystal） |
| 演 | 小松彩夏 |
※原作準拠。アニメ版では英語が得意、実写版では趣味であるアイドルの追っかけが廃され(実際にアイドルであるため)、生クリームが苦手といった差異がある。
概要
金星を守護に持つ愛と美貌の戦士・セーラーヴィーナスに変身する。
原作及びアニメ版『Crystal』ではプリンセスの影武者という設定がある。
うさぎより明るい金髪に、大きな赤いリボンが特徴の美少女。
原作漫画及びアニメ版では、アイドルを目指して芸能界デビューを夢見ている。勉強は苦手だが体育の成績だけは優秀。港区立芝公園中学校に通っていたが、都立十番高校に進学。
元気で明るく溌剌とした性格で、容姿・キャラ共にうさぎと似た所が多い。登場した頃は戦歴の長さからお姉さん的だったが、徐々に元のおバカ系へと変化していった。
アニメでの戦闘においてもムーンたちのピンチを救った初登場時以外は必殺技がほとんど敵に効かず、ピンチになることが多かった(もともと単独行動できる=一人でもやっていけるバランスファイター、という表現が本来の視聴層には難しく、かつ必殺技が火や雷といった「見た目にも威力が分かりやすい属性」によるものではなく「光のエネルギー」という抽象的な力だった為、強い、という表現が伝わりにくかった為と思われる)。
45話のDDガールズとの戦いではセーラージュピターとセーラーマーズが２人ずつを道連れにしたのに対し、1人を倒すにとどまっている。
まことに次ぐレベルで……というか、同レベルで惚れっぽい。しかもトコトンまで面食いでミーハーである。趣味はアイドルの追っかけ。
怪盗Aからも「そーいや君は昔(前世)からほれっぽかった」と指摘されてしまうレベル(Aの指摘にはアルテミスすら敵味方の枠を超えて同意した)。
愛称は美奈ちゃん、Vちゃん、美奈Pなど。
「美奈子」という字は読み方を名前を音読みに変えると「びなす」になり、「ビーナス」→「ヴィーナス」とも読める。
2020年にNHKのBSプレミアムで放送された「全美少女戦士セーラームーンアニメ大投票」で4位にランクイン。セーラーヴィーナス／スーパーセーラーヴィーナスは12位。
迷言(間違い諺)集
そんなアニメ版の彼女をおバカキャラたらしめたのが「R」から美奈子が用いる間違った諺である。その殆どが言葉そのものを間違えており、その度にアルテミスまたは亜美からツッコまれている(たまに言葉自体は合っているが使いどころを間違えていることもある)。
以下は彼女が劇中で使用した諺である。
美=美奈子
う=うさぎ、亜=亜美、レ=レイ、ま=まこと、ア=アルテミス、ち=ちびうさ、元=元樹、大=大気、ダ=ダイアナ
R 第4話「うさぎの危機！ティアラ作動せず」(通算50話)
美「待てばカイロも温まるってね♪」
亜「待てば海路の日和ありじゃないかしら。」
R 同上
美「なんて怪しい！調べてみたいって思うでしょ？求めよ、さらば答えられんってやつね♪」
亜「求めよ、さらば与えられんじゃなあい？」
R 第6話「狙われた園児！ヴィーナス大活躍」(通算52話)
う「あっ！美奈子ちゃん！美奈子ちゃんも寝坊したの！？」
美「そうなのよ。春眠赤土を耕すってやつなのよ～」
ア「それを言うなら春眠暁を覚えずだろ！？」
R 第32話「ヴィーナス美奈子のナース大騒動」(通算78話)
う「大丈夫よ、風邪はもう治りかけてるから・・・」
美「駄目よ、安心しちゃいけないわ。昔から言うでしょ？明日は明日の風邪をひくって。」
ち「そうそう！」
ア「それを言うなら明日は明日の風が吹くだよ・・・」
R 同上
（美奈子の看病で喧嘩するうさぎとちびうさを後目に）
美「はぁ、これが人のふりして我振り回されるってこと？」
ア「違うって・・・」
R 第33話「アルテミスの冒険！魔の動物王国」(通算79話)
美「昔っから身を捨ててこそ浮かぶ瀬戸物もあれって言うじゃない。」
ア「浮かぶ瀬戸物もあれじゃなくて浮かぶ瀬もあれだろ。」
S 第1話「地球崩壊の予感? 謎の新戦士出現」(通算90話)
（亜美に叱られるうさぎを見て）
美「戦いで遅れた分を取り戻さないと。後悔さっきのたらこって言うものね。」
う「うん・・・」
亜「あぁっ！ちょっと待ってうさぎちゃん、今のは覚えちゃだめよ！正しくは後悔先に立たずよ！」
S 第3話「素敵な美少年? 天王はるかの秘密」(通算92話)
美「うさぎちゃん！青春は一度しかないのよ。もし受験に失敗したらどうするの！？あぁ～やっぱりあの時遊んどけばよかったって思うでしょ！？ほら、急がば戻れって諺もあるでしょ？」
元「・・・やっぱり勉強した方がいいよ。(もの凄く低いトーンで)」
S 第8話「水のラビリンス! ねらわれた亜美」(通算97話)
ま「これ、なんて諺だったっけ？」
美「あぁ！知ってる知ってる！福助がお盆に帰ってくるとかこないとかって言うのよねぇ。」
亜「覆水盆に返らずよ。」
S 第6話「恋のおたすけはムーンにおまかせ」(通算95話)
美「恋愛を見つめる者は恋愛に見つめられるって言った哲学者は誰だったかしら？」
ア「誰も言ってないよそんなこと。」
S 第14話「やって来たちっちゃな美少女戦士」(通算103話)
美「まぁまぁ、失敗は誰にでもあることよ。昔っから河童の腹下しって言うでしょ？」
亜「河童の川流れよ・・・」
SuperS 第6話「アルテミスの浮気? 謎の子猫登場」(通算133話)
美「待ちなさい！猫も歩けば悪党に当たる！猫に今晩お邪魔します！」
ア「おいおい・・・」
SuperS 第7話「まことの友情! 天馬に憧れた少女」(通算134話)
美「それにしても、まさかまこちゃんが智子先生と友達だったなんてねぇ～。やっぱ持つべきものは有名人ってやつ？」
ア「そりゃ友達だろ・・・」
SuperS 第14話「恋の嵐! 美奈子のフタマタ大作戦」(通算141話)
美「だって昔から言うもの！二兎追うもの一都六県って！！」
亜「・・・美奈子ちゃん、全然ちが」
美「だいじょーぶ！今日の私は、一味違うわ。」
SuperS 第23話「アマゾネス! 鏡の裏から来た悪夢」(通算150話)
美「いや～ねみんな、考えすぎよ～。あ！ほら、杏子より梅が安いっていうじゃない！」
う「なにそれ？」
レ「美奈子ちゃん、難しいこと言えば誤魔化せると思ってるんでしょ。」
亜「正しくは案ずるより産むがやすしよ」
SuperS 同上
ダ「猫の手を使ったボランティアとやらを見に。」
美「あら、えらいのね。でもそれは孫の手も借りたいっていうのよ。」
ア「そりゃ猫の手も借りたいだよ・・・」
SuperS 劇場版
レ「あー！ちょっと美奈子ちゃん！どうでもいいけど、チョコチップもう殆ど残ってないじゃない。」
美「な～んか止まんないのよねぇ～♪人の口に戸は立てられぬってやつよ。」
ア「それって意味が違うと思うけど・・・」
SuperS 外伝 亜美ちゃんの初恋
美「駄目よ亜美ちゃん！昔から言うじゃない！命短し鯉の滝登りって。」
（硬直する一同）
ア「それを言うなら命短し恋せよ乙女。」
スターズ 第8話「学園に吹く嵐! 転校生はアイドル」(通算174話)
（大気のノートをうさぎと取り合いになり）
う「1秒ぐらい先に来たからって、えばんないでよー！！」
美「0.00001秒先だって、先は先よ！」
う「大体美奈子ちゃんはいつもそうやって理屈でー！」
美「先に掘ればきっとセーフ(?)って諺知らないのー！？」
大「・・・それって、先んずれば人を制すでは？」
1991年に読み切り短編として『美少女戦士セーラームーン』よりも先に連載された作品で、セーラームーンの元となったもの。1992年からセーラームーンの後を追う形でセーラーVも雑誌『るんるん』で連載がスタート。
愛野美奈子がアルテミスの導きで愛の女神ビーナスの化身・セーラーヴィーナス（コードネーム:セーラーV）として覚醒し、悪に立ち向かうストーリー。
セーラーVのコスチュームの色合いはセーラームーンにかなり近く、腹部も露出している（いわゆるへそ出しルック）。ちなみにトレードマークの赤いリボンの髪飾りは、何度目かの初恋の相手・東先輩の好みに合わせようと買ったものである。
『美少女戦士セーラームーン』でセーラーVは第1話から活躍しており、月のプリンセス（月野うさぎ）の影武者として動いていた。Vちゃんの活躍を読みたい方は『セーラーV』もしくは『ショートストーリーズ』をどうぞ。
実写版
実写版では人物像が大幅に異なり、10代に人気のスーパーアイドルという設定。うさぎも彼女の大ファンである。
難病(どのような病かは具体的に語られなかった)に侵されており、余命幾許も無いこともあって、戦士としての使命に愚直なまでに忠実な、冷静で意地っ張りな性格になっており、物語終盤まではうさぎ達と距離を置いていた。
ただ自身の正体を最速で知ったレイとは事あるごとに衝突を繰り返しながらもある程度、距離が縮まっており、レイから「私が前世を見てないなら、あなたは今を見てないんじゃない?」と諭されたこと、まことが前世の使命を果たす為に敵を道連れにしようとしたのを目の当たりにしたことが、自身の生き方について考え直すきっかけとなった。その後、過去に縛られず、「今」を生きる為に手術を受けるが…。
なお、この実写版の不治の病で余命幾ばくも無い展開は、作者がOKを出したと言われている(原作初作で全滅エンドを考えていた事から可能性は高い)。
関連イラスト
関連タグ
セーラーヴィーナス セーラーV アルテミス(セーラームーン) 美奈誕祭
志葉丈瑠…実写版のメインライターである小林靖子繋がりで、お姫様の影武者として戦っていた境遇が共通する。
アイちゃん(ヤッターマン)…21世紀版の新声優が同じ伊藤女史で、仮面をつけて戦う女子戦士繋がり。フルネームに「あい(アイ)」の文字が入っている点も共通している。
ドラゴンレンジャー…実写版限定の共通点で、余命幾ばくも無く、最期まで使命を果たそうとした悲劇の英雄繋がり
フェニックス一輝…主人公に次ぐNo.2の戦力と言う共通点繋がり
