アマルガサウルス
あまるがさうるす
データ
白亜紀前期のアルゼンチンに生息していたディプロドクス上科の竜脚類で、ジュラ紀後期のタンザニアに生息していたディクラエオサウルスに近縁である。
名前は最初に見つかったラ・アマールガ渓谷に因んで「アマールガの爬虫類」を意味する。
竜脚類としては全長9~12メートルと小型だったが、最大の特徴は首から背中に掛けての椎骨に長い突起が生えていることである。特に頚椎の突起は背中のものより非常に長く、棘のようになっていた。この突起には皮膜が張っていてディスプレイや体温調節に用いられたという説や、角鞘に覆われていて獣脚類から身を守るための武器にしていたとする説、筋肉の土台であったとする説があるが、未だはっきりしていない。
フィクションでの活躍
竜脚類としては小柄ながらもその異様な外見から人気があり、ゲーム作品などでもモチーフにしたキャラクター多数が登場している。
古代王者恐竜キング
第1紀から登場したが、竜脚類の中ではわざカードの恐竜を除いても小型であるが強さ1800とかなり高く設定された。甲虫王者ムシキングのオウゴンオニクワガタなどと同様、外見の派手さから強さを高く設定したのかもしれないが…
- 稼働初期のバージョンでは超わざ「フラッドストラップ」のカードにも描かれていた。
バトルタイプは第6紀まではこうげきタイプ、2007第1紀から2007第4紀プラスはピンチタイプ、激闘!ザンジャークではとつげき目覚めよ!新たなる力ではパーパータイプ。キャッチコピーは「勇壮なる鬣」。
テレビアニメでは第23話に登場。ネス湖に現れたため、ネッシーと間違われてしまう。
翼竜伝説ではテレビアニメ版では登場しないものの、コロコロイチバン!に掲載されたコミカライズ版では宇宙海賊ザンジャークのザッパーの恐竜として登場した。
2021年12月14日に実装されたマップ「Lost Island」に出現し、首の棘を発射する能力を持ち、更にそれが着弾すると周辺を燃焼させたり凍り付かせたりとかなりトンデモ能力を得ている。
カセキホリダーシリーズ
リバイバーの「アマルガー」のモデルとなっている。
ジャバウォッキー
人間社会の打倒を目論む恐竜のカルト教団「有翼の蛇」のメンバーとして、本種の氏族であるアダムが登場する。
生まれつき肋骨が一本足りないことから、恐竜たちの伝説におけるアダムと称される「エオラ」の生まれ変わりだと信じており、ジャンゴと共に「エオラの肋骨」の強奪任務に赴いた。
常人離れした怪力を誇るものの取柄はそれぐらいで、実際は余りの馬鹿さゆえに親からも捨てられており、教団からも都合のいい手駒として利用されているだけに過ぎなかった。その事実を突きつけられてジャンゴと口論になった結果、用済みとしてエオラの肋骨で刺殺されるという末路を遂げた。