データ
ディプロドクス上科に分類されるディクラエオサウルス科を代表する種で、名前は「二又のトカゲ」を意味する。現在までに、D.ハンセマニとD.サトレリの2種類が命名されている。
ディプロドクスに比べると、全長12~15m・体重10t程と小型で、 頭骨はより長くて幅が狭いつくりとなっており、首はブラキトラケロパン程ではないがかなり短かった。最大の特徴は、頚椎や脊椎の棘突起の一部が二股に分岐して伸びていることで、これが属名の由来となっている。
発掘されたタンザニアのテンダグル層からは、ブラキオサウルス科のギラファティタンも見つかっているが、首の長さや背の高さの違いから、口が届く範囲の植物の食べ分けが出来ていたと思われる。
近縁種はジュラ紀から白亜紀前期にかけて、アルゼンチンや中国、アメリカにまで生息しており、代表的な種としてアマルガサウルス等が挙げられる。
フィクション
DINO2
2巻に収録されている第5・6話「出会い」にて、若い雄個体が主役として登場。
なお同話の舞台はドイツ・ゾルンホーフェンであり、ディクラエオサウルスは本来生息していなかったのだが、執筆当時は同時期のヨーロッパ産の大型恐竜の報告がなかった事や、後の白亜紀のヨーロッパにはアフリカ由来と思われる恐竜が見つかっている事等から、本種を思い切って選んだと作者が語っている。
古代王者恐竜キング
2007第4紀で登場。水属性。強さ1400、必殺わざはパー。ショルダーネームは「動く城塞」。
バトルタイプは2007第4紀+まではとつげきタイプ、激闘!ザンジャークではこうげきタイプ。
目覚めよ!新たなる力!!ではスーパー恐竜が登場した。