概要
1971年3月31日生れ、イギリス・スコットランドクリフ出身の俳優および歌手。
本名:ユアン・ゴードン・マクレガー(Ewan Gordon McGregor)大英帝国勲章OBE(オフィサー)の称号を持つ。
1992年にテレビドラマ「カラーに口紅」の主役で俳優デビュー。
『スター・ウォーズ』エピソードI〜IIIでオビ=ワン・ケノービを演じている。
その他代表的な出演作に
- ラブストーリー映画『ムーラン・ルージュ』(2001)
- SFアクション映画『アイランド』(2005)
- ダ・ヴィンチ・コードの続編である『天使と悪魔』(2009)
- 実写版『美女と野獣』(2017、声の出演)
- 『プーと大人になった僕』(2018、クリストファー・ロビン役)
などがある。
日本語吹き替え声優
- 森川智之:
- 『スター・ウォーズシリーズ』オビ=ワン・ケノービ
- 『ビッグ・フィッシュ』
- 『ブラックホーク・ダウン』
- 『フィリップ、きみを愛してる!』
- 『インポッシブル』
- 『ジャックと天空の巨人』
- 『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』ほか多数。
『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』の日本語版製作時に本国のルーカスフィルムが実施した声優オーディションに合格。以後、彼の吹き替えをほぼ専属で務めている。
森川氏もユアンへの思い入れは人一倍強い模様で、
「声もどこか僕に似ているので、今まで担当してきた俳優の中でも演じやすい」
「中々来日してくれないけど、いつか会ったみたい」
と吹替の帝王公式サイトのインタビューで語っていた。
そして『ファントム・メナス』から20年以上経った2022年6月にドラマ『オビ=ワン・ケノービ』の関連イベントで、オンラインながらも初めての対面となった。
- 平田広明:
- 『トレインスポッティング1・2』
- 『アイランド』
- 『天使と悪魔』ほか
初期の出演作を多く担当。現在でも過去の担当作の続編や、ユアンが悪役や影のある役を演じる際に時々起用されている。
- 宮本充:『ムーラン・ルージュ』ほか
4作品で担当。ミュージカルやラブコメでの担当が多い。
『トレインスポッティング1・2』『氷の接吻』『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』など、森川氏がユアンを演じ平田氏が別役、またはその逆パターンの共演作もある。
この他、成田剣、古澤徹、堀内賢雄、藤原啓治、関智一、三木眞一郎、真殿光昭、中尾隆聖、三上哲が吹き替えを担当した作品もある。
タレント吹き替え
ユアンの吹替に関しては森川氏が約20年以上ほぼ一貫して担当していた為に、(声優経験が豊富とは言え)実質タレント声優でもある堺氏の唐突な起用には賛否両論を巻き起こす結果となった。
また、堺氏の声質は上記の森川、平田、宮本の御三方と比べてかなり高音であり、今までの吹替とのギャップに困惑する声も多々見受けられた。
特筆すべき事に、『プーと大人になった僕』ジャパンプレミアでは初来日を果たしたユアン本人と長年吹替を務めた森川氏を差し置いて堺氏を対面させる非情な出来事があった。更に残酷なことにこの映画の予告編では森川・平田氏に次いでユアンを吹き替えている宮本充氏を予告編のナレーションのみに起用している。
英語版でユアンが演じたキャラクターの日本語版を担当した。