クリセルダ
くりせるだ
「私の渇望が満たされる時も、そう遠くはないわ」
CV伊藤静
『レスレリアーナのアトリエ』のメインヴィラン。
『極夜の錬金党』の党首で妙齢の女性で一目瞭然だが明らかにレスナ達より一回りは上の年齢とされる。
なおワルターとは学友であり、大学時代からの付き合いらしい。
本名はクリセルダ・アメルハウザーで現在の王政ができる以前のランターナ大陸を統べてた一族の末裔である。
各地で素材を独占強奪しまくっており、第二部より本格的に活動を初める。
また態度物腰は丁寧であり穏健派ではあるが無意識に他人を小馬鹿にしたり、揶揄するような癖があり掴みどころがなくその本性は冷酷であるが、身内には非常に面倒見が良いため部下達からは慕われている。
ララ曰く人の個性や性質を愛してるとのこと。
数々の事件に関与し大量の犠牲者を出しているため紛れもなく悪人ではあるのだがザスキアのような天然っぽいところがあり、晩餐後の決戦時に何故かロロナに対して「一緒に遊びましょう」というあるネタに近い壮大なボケをかましているため憎めない(そして何故かフルネームで呼んでいる)。
そんなザスキアとは似た者同士故に折り合いが悪いのか、初対面にもかかわらずバチバチするほど。
また戦闘中はお互い煽り合っておりライバル意識がある模様だが、クリセルダが一歩引いた姿勢を見せているあたりザスキアの方が年上なようである。
15章の段階では本気を出してないらしく、そのため本気を出したら驚異的な戦闘能力になるとされる。
本気を出さずしてロロナ達10人以上を相手にしても余裕寂々としてる。
また状態異常が効かない特異体質であり戦闘アイテムで麻痺、毒、暗闇などにすると「効かないわよ」という台詞と共に無効化される。もしやマゾ?)
ヴァレリアの事情を知っている人物であり当初はルドミラという偽名を使って近づき、手作り弁当を渡して動向を探っていた(この時にデートだと表現しているため、こっち系の可能性が高い。)
17章では裏切ったララの情報をもとにアジトにレスナ達雅殴り込んでくることを想定してロロナ等異邦人やレスナ達の身内にを多数の魔物を空間魔術で召喚して足止めすることで敵戦力を削いだり18章ではヴァレリアの洗脳に成功し、その結果ヴァレリアは元の心がない戦闘兵器としての自我を悪い意味で取り戻してしまいレスナ達を襲撃させるなど抜け目のない策士である。
なお上記で書いた様にクリセルダは人の本質を愛してるため、洗脳のような遣り口は嫌うのを知ってるためこのやり方にララは疑問を呈している。
17章の作戦ではレスナ達王国サイドで驚異の戦闘力を持つヨハナを物量で手負いにして戦闘不能に追い込んでいる。
19章で真の目的が頂獣ウェルテックスの力を得て力を示すと言う事が明かされた。
日頃は料理担当らしく極夜の錬金党では炊事を行っているという。
お茶漬けを何故か知っている。
担当絵師はNOCO。
オドローム - ある意味で似た者同士。こちらも抜け目がない策士であり、のび太達を絶望に追い込んだ。
21章ネタバレ注意
レスナ達との最終決戦のなかワルターとアンチュも倒されて追い込まれた中最後の奥の手として更なる力を解放してレスナらを追い詰めレスナとの問答で国を敵に回してまで残酷なことを行った目的が自身の一族のためと問われると己の目的を明かした。
現在のランターナ王国の成り立ちや歴史が平和的にできたというおとぎ話昼と夜しか無いマナの枯渇してきたから錬金術の使用を取り止められるなど何者かの陰謀によって予定調和のように進んでいきアメルハウザーの一族の崩壊もその予定に組み込まれていた。
それを見たクリセルダは見るに絶えず予定調和の平穏で作られたこの極夜の解放者として錬金術を究めたことを明かす。
レスナと自分の信念をかけた最終決戦に敗れ頂獣の力も使いきって敗北。
決闘の依頼として極夜の錬金党を作ってまで禁忌とも言えるウェルテックスの力を求めてまで国に宣戦布告したのは今の国を予定調和のように作った者と戦うためと明かそうとした瞬間正体不明のゴーレムの軍団が現れヨハナに正体を問われるも違うとして真の敵を明かそうとした瞬間真の敵に乗っ取られたヴァレリアに気絶させられるとザスキアとアウグストを名乗る男が現れとっさに残った頂獣の力でアウグストらと交戦しながらレスナらを回復させたが試作品のため使用不能になったもののレスナ達に自分が頂獣の力を手にしてまで求めようとした渇望を明かした。ヴァレリアがアウグストらに操られてるのも最初から勘づいており最初から暗殺をさせようとする魂胆にも気づいておりレスナらが止めてくれたことに安堵している。そしてアウグストらの目的が世界を裏から操って正しき方向に導くという名の独裁から自由ある自分達の世界を解放するために戦ったことを明かす。そしてランターナ王国建国の真実やアメルハウザー家の壊滅などは歴史の闇に葬られたことを明かしている。その後ララらと共にアウグストらと因縁に決着を付けようとするも切り札の頂獣の力を既に使いきった上に先程のレスナ達も先程の戦いでのダメージが残ってたため満足に戦えずにいた。
22章ではアウグストらに命を狙われてることや彼らに関する重要参考人として王国の牢にアンチュ共々入っておりロマンらの聴取で一族の悲願などどうでも良く親のように語ってる彼らが気にくわないという理由で倒してただけでそのために一族の影の支援者頂獣の力など使えるものは統べて使いその過程で極夜の錬金党を結成してアウグストとザスキアに対抗しうる力を蓄えたと話している。
その後レスナからの要請で機能停止したヴァレリアのコアの修復に必要な素材の調合に必要な未知の素材の回収のために監視役が同行する前提であったものの彼女らのアドバイザーとして同行しその中でレスナがランターナ国王から表彰されると聞いた際にはレスナは恐れ多くしてるのを見て極夜の錬金党党首である自分を倒したのだから誇りに思いなさいと背中を押している。またララとアンペル・フォルマーの会話の中で6章で2人が食べてたお菓子はクリセルダが作ったものであることが明かされた。