概要
蠱道(こどう)、蠱術(こじゅつ)、巫蠱(ふこ)などとも呼ぶ。
小さな入れ物の中に大量の生き物を閉じ込めて共食いさせ、最後に残った1匹を呪詛の媒体に用いると言う、何ともエグい呪術。
例えば古文書『隋書』には「畜蠱」(蠱毒の作り方)としてこんな記述がある。
「五月五日に百種の虫を集め、大きなものは蛇、小さなものは虱と、併せて器の中に置き、互いに喰らわせ、最後の一種に残ったものを留める。蛇であれば蛇蠱、虱であれば虱蠱である。これを行って人を殺す。」
日本でもしばしばフィクションに登場する呪術の一つで、「帝都物語」辺りがその代表格と言える。
フィクションの悪の組織が行う「素質のある者達を集め、殺し合わせて、最後に残った者を基に最強の戦士を造る」というのも亜種として認識していいだろう。
関連タグ
バトルロイヤル 戦わなければ生き残れない! ヒューマンデブリ 組織(グラブル) 苗族
- レッドショルダー
- 黒ひげ海賊団
- 氷河期世代(第一世代)
- バブル崩壊という(当時)戦後最大級の不況と、バブル崩壊前後に行われた官民問わず様々な分野における人員削減策で雇用枠が少なくなっている上に、不況に対応する為の安い労働力を求めた経済界の意向を受け継続された技能実習生制度の恩恵を得ている技能実習生並びに移民政策による支援を受けた非熟練工外国人と、さらに少なくなった雇用の牌の奪い合いがまさに蟲毒の壷の中の殺し合いを思わせる(氷河期世代は公的な支援を受ける事がままならないどころか、経済界やメディアは「甘えている」だの「自己責任だ」などと言い放ち死体に鞭を打つ仕打ちをしたり、自称弱者の味方といわれる者達も自国民の弱者(特に男性)を救済しても旨味がないと感じ見て見ぬ振りの実質身見殺しという踏んだり蹴ったりの状況)。 多くの者が追い込まれて心や体を壊す者が続出したが、その中で生き残り成功した者の中から成功と引き換えに煮詰めて濃厚にしたようなより強固な弱肉強食・自己責任論を持った者が出てきてしまった。