概要
CV:粕谷雄太(瞬の身体時)、大塚明夫(ハーデスの魂または真の肉体時)
冥界を支配し、司る神で、過去200数十年毎のペースでアテナや聖闘士達と神話の時代から地上の領有圏を巡り戦いを繰り広げては封印されるのを繰り返していた。
クロノスとレアから生まれた自分の真の肉体を大事にしており、太古の昔に天馬星座の聖闘士に傷つけられたのを機に復活する度に「地上でもっとも清らかな心」の人間を選んで憑依して利用してきた、原作ではアンドロメダ瞬、ロストキャンバス及びネクストディメンションではアローンという絵描きの少年(両作品で多少設定は違う)に憑依。肉体自体はヒュプノスの眠りの力によってエリシオンにあるハーデス神殿に安置され、成就した暁にはその体で君臨しようとしていた。元々陽の光を嫌う性分の為に太陽を遮る作戦を復活の度に地球規模で行うが、そんな彼でも冥域の最も最下層であるタルタロスだけは近付かないでいた。
原作
誕生日は9月9日。(パンドラの母の胎内を借りて現世に出現した日)
原作ハーデス編ではパンドラの母の胎内を借りて魂が現世に出現する形で降誕し、その際にパンドラの生家に居た生きとし生きる物を人間からペットに至るまでパンドラを残して殺害、パンドラを「現世の姉」との名目の部下として冥闘士の指揮にあたらせ、双子神からの指示で日本に渡らせたが、幼い一輝の小宇宙で魂が傷付けられるのを恐れ、「永遠に貴方のもの」を刻まれた銀の首飾りを目印に与え一時帰還。自身に引き寄せられる時を待ち続ける。
ジュデッカで一体化に成功するも、直接冥界へ乗り込んだ城戸沙織の霊血により瞬の肉体から追い出された上、エリシオンで側近のタナトス、ヒュプノスをも撃破され、その影響で真の肉体を現世に曝される。その姿は長い黒髪の逆立ったもの。最終的には沙織と紫龍たち4人の愛の小宇宙により真の肉体を永遠に失うが、その際に彼女を庇ったペガサス星矢の胸にインビジブルソードを突き刺し、彼を廃人に追いやり命すら奪おうとする。
LC
LCでは原作同様にパンドラの母の胎内を借りて魂が産まれようとしていたが、出産刷る前に杳馬の手により城から持ち出され、同じ日に生まれた信心深い夫婦の子であったアローンの肉体に付けられている。
その後ハーデスを奪われたことを怒る双子神によってパンドラの生家にいた人間達をパンドラを除いて皆殺しにし(ただしパンドラの母は杳馬が母体からハーデスを引き離したためかすでに亡くなっていた。)、彼女を冥王軍の女幹部に仕立て上げる。これによりパンドラは原作と違う意味で家族を失う。