概要
スーパー戦隊第46作目『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』ドン18話。2022年7月3日放送。
あらすじ
猿原真一達は、どこか怖いところのある桃谷ジロウをドンブラザーズに入れることに反対。
しかし、桃井タロウはお供達は口を出すなと言う。
一方、ジロウは、“お供”では納得いかないとタロウに直談判。
するとタロウは塚原卜伝と宮本武蔵の逸話を引き合いに出し、「いつ、何をしてもよいから、俺から一本取ってみろ。それができたら同等だと認める」というゲームを提案する。
それを知った真一達も参加することに。
そんな中、マザーの声により目覚めた謎の戦士・ドンムラサメが、ドンブラザーズの前に現れ…!?
主なドンブラ中毒
- 相変わらずヒーローとは思えないやり方でタロウを狙うお供たち。
- ルールを告げられて2秒と経たないうちに「あっ、UFO!」という古典的トラップに頼るジロウ。それに無反応のタロウの一方であっさり引っかかるマスター。
- タロウが店で注文したラーメンからこっそりもやしを"一本取る"という頓智で勝ちに行こうとするつよし。
- どこから調達したかわからないライフル型水鉄砲でどこぞの世界一腕の立つ殺し屋のごとく狙撃しようとする真一。
- ことごとくタロウに返り討ちにあい、雷鳴が轟き黒雲渦巻く空をバックに「次々に散っていった仲間たち…私が仇を取る!」と、無駄に壮大な演出と無駄に迫力のある口調で3人の仇討ちを誓うはるか。
- その策はといえば"手作りクッキー"と称したビックリ箱というこれまた古典的手法。なおタロウは引っかかりかけたが、あまりの素直な喜びぶりに罪悪感で申し訳なくなったはるかが自爆した。
- 目的のためなら無関係の一般家庭から物干し竿を一本取ることも辞さない真一とつよし。その家の奥さんも普通にOKする。
- そして某笑ってはいけないあの番組ばりに腕立て伏せ100回・縄跳び1000回(ジロウ)、踏台昇降200回(つよし)、階段10往復(真一)、腹筋100回(ジロウ&はるか)、スクワット500回(全員)等、突然の無茶な罰ゲームにも全て律儀に従うお供たち。
- ドンブラ堕ち一歩手前(?)なソノイ。
- 突然タロウに持ち掛けた勝負内容が人助け。
- タロウの仕事中は"ハンデ"と一方的にみなし、頼まれてもいないのにタロウの仕事を手伝いについてくる。
- 配達先の女性から引いた目で見られ、タロウからも「こいつの恰好は気にするな」と言われる始末だが、堂々と「脳人の世界で常に私はファッションリーダーだった」と宣言する。芸術はわからないのにファッションはわかるのか。
- タロウを狙ったはるかのピコピコハンマーが誤爆し、無言でバロンソードを抜くソノイ。続く真一とつよしの襲撃からもタロウを守り、もはやどっちが敵で味方なのかわからない。
- 桃井陣発案の「カブトムシのギィちゃんが帰ってきた!」作戦。
- 過去のトラウマ故かこれまで何にも動じなかったのにまんまと引っかかって取り乱すタロウ。というか唯一の友達がカブトムシって……
- あまりにピュア過ぎるタロウの前に隙をついてあと一歩手前というあたりで罪悪感が芽生え「自分達にタロウは倒せない(要約)」と悟りを開き全員勝負を辞退。君たちは良心の呵責で犯行前に自首する気弱な誘拐犯か。そして前にもこんなことありませんでしたっけソノイさん。
- 日頃の恨みなのか後に嘘だと明かされてショックのタロウに「とっくの昔にギィちゃんは死んでると思う!」と容赦ない追い打ちをかけるはるか。一本どころかオーバーキルですが。
- 今回も蚊帳の外のため、罰ゲームは免れたものの、ソノニと何かフラグが立ちつつあり、ドンムラサメの突然の登場にもまたしても何も知らない犬塚翼さん。もっと言えば、何も知らない暴太郎戦隊ドンブラザーズのみなさん。
- 最終的に意外な人物から一本取られたタロウ。はるか「お見事!」 … ソゥレツゲッタッパァリスタァレッ♪「シャーク然としねぇな!!」
余談
本作では初めて、ヒトツ鬼どころかヒトツ鬼らしいものや強い欲望を持った人間が登場しなかった回でもある。
ギィちゃんが戻ってきたと聞いた際のキャラ崩壊さながらのタロウの豹変っぷりもだが、丁度30分前にヘラクレスモチーフの仮面ライダーが登場しており、一部視聴者は再び想起することになったとか。