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概要

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の終盤で登場した並行世界のピーター・パーカー

演者がアンドリュー・ガーフィールド、日本語吹替が前野智昭

アメイジング・スパイダーマン』におけるピーターと同一人物であり、ピーター2と共にMCUの世界へと飛ばされた。

時系列が『アメイジング・スパイダーマン2』の後であり、同作では恋人のグウェン・ステイシーを失いながらもエンディングで再起したのだが、グウェンを救えなかった悲しみを完全に乗り越えられなかったのか、その後はスパイダーマンとしての活動を続けながらも負の感情で敵を容赦なくリンチするほど心が荒んでいた模様。

もっとも、当のピーター3は親愛なる隣人とは程遠い暴力的なヒーローに成り果てた事を恥じており、『ノー・ウェイ・ホーム』に登場した時点で自分と同じように愛する者を失って憎悪に飲み込まれそうになったピーターに対して「僕と同じようになってほしくない」と諭していた。

そして、クライマックスで奇しくも今は亡きグウェンと同様にビルから落下したミシェル・ジョーンズを目の当たりにした際には「今度こそは」と言わんばかりに間一髪で彼女を救出していた。