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概要

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の中盤で登場した並行世界のピーター・パーカー

演者がアンドリュー・ガーフィールド、日本語吹替が前野智昭

アメイジング・スパイダーマン』におけるピーターと同一人物であり、ピーター2と共にMCUの世界へと飛ばされた。

時系列が『アメイジング・スパイダーマン2』のその後であり、同作では最愛の恋人だったグウェン・ステイシーを自らの不注意で失いながらもエンディングで再起したのだが、やはりグウェンを救えなかった悲しみを完全には乗り越えられなかったのか、以降はスパイダーマンとしての活動を続けながらも、自制が効かなくなり、負の感情で敵を容赦なくリンチするほど心が荒んでいた模様。(この事から黒幕の様に描かれていたグスタフ・フィアーズも既に倒されているか、もしくは刑務所にいる可能性も考えられる。)

もっとも、当のピーター3は親愛なる隣人とは程遠い暴力的なヒーローに成り果てた事を恥じており、『ノー・ウェイ・ホーム』に登場した時点で自分と同じように愛する者を殺されて憎悪に飲み込まれそうになっていたピーター1(MCUにおけるピーター)に対して「僕みたいになってほしくない」と諭していた。さらに、自分のミスが原因で凶暴なヴィランとなり、悲惨な運命を辿る事になってしまったコナーズ博士やマックスの事も深く後悔していた。特にマックスに関しては、まともな話し合いも出来ないまま、やむを得ず倒してしまった為、彼と再会して和解する事を心から望んでいた。親友であったハリーとは現在どういう関係なのかは不明だが、グウェンが死ぬきっかけを作った人物である事や、前述したピーターの闇堕ちを踏まえると、既に絶交している可能性も高い。また、ピーター1からの「今までの敵の中で一番ヤバかったのは誰?」という質問には「サイのスーツを着たロシア人」と答えている。

最終決戦では解毒剤やデバイスを使って、ヴィラン達を元の善人に戻し、マックスとも無事に和解する事が出来た。

そして、クライマックスで奇しくも今は亡きグウェンと同様に高台から落下したミシェル・ジョーンズを目の当たりにした際には「今度こそは」と言わんばかりに間一髪で彼女を救出していた。

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