概要
作者は桜井光氏、イラストは三輪士郎氏によるFateシリーズ新作小説。
『Requiem』がシリーズの新星だったのも過去となった2022年4月初め、突如として公表された。
同年4月12日発売のTYPE-MOONエースにて前日譚が公開され、単行本も10月にTYPE-MOON BOOKSより刊行予定。
本編10年前に、ユグドミレニアが東欧トゥリファスでの聖杯大戦を機に解体された、との事から『Apocrypha』と同じ世界観だと思われる。
そして201X年の「亜種二連聖杯戦争」と、9世紀ノルウェーの「生前編」、異なる2つの物語がザッピングして描かれる構成で進行する。
亜種二連聖杯戦争と呼ばれるだけに、一人のマスターに対し二人の英霊を召喚する聖杯戦争となっていることが特徴。
無論従来の形式よりハイリターンハイリスクで、作中では召喚する英霊の強さのみならず、二人の英霊間の相性を気にする描写もある。
登場人物
クラスアーチャー。
戦乙女長姉ブリュンヒルデと竜殺しの大英雄シグルドの間に生まれた娘。
クラスバーサーカー。
伝承におけるアスラウグの夫であったバイキングの王。
アスラウグとラグナルのマスター。