——その道にもう救いはない
なのにどうして
どうして俺は自分を諦めることができないんだ———!
プロフィール
身長 | 170cm |
---|---|
体重 | 63kg |
学年 | 月海原学園 2年A組 |
イメージカラー | 焦げ茶 |
特技 | 精神的に頑丈 |
声優 | 阿部敦 |
概要
ザビ男とは、『Fate/EXTRAシリーズ』の男主人公の愛称である。
この愛称はゲーム内のある選択肢のインパクトの大きさから定着したあだ名であり、実は公式愛称にもなっている。
ゲームでのデフォルト名は基本的に岸波白野。
『CCC』ではデフォルト名を選択すると愛称は「キシナミ」となる。
なお、公式での愛称は「ザビ夫」だが、pixivではタグ登録が多いこちらを記事名としている。
人物
デザインコンセプトは「クラスで3番目の美男子」。
一人称は「俺」。
月の聖杯戦争に参加する記憶喪失のマスター。
奈須きのこ氏曰く「無個性だけどシュッと芯の通った無口主人公」。
他人からの好意にやや鈍感であるが、根っこは年頃の少年でヒロインのサービスシーンには食いつきがいい。
逆にヒロインから迫られ目のやり場に困るシーンも見受けられる。
なお、はっちゃけ過ぎた際には女性陣から諌められ
凛からは「皮剥いで、三途の川に投げ捨てるわよ♡」と叱られた。
アーチャーとは女性であるザビ子と比べ、男同士特有の距離近さがあり。
作中では好みの女性のタイプを話したり、女性関係のアドバイスをする姿が見られる。
また、彼が相棒の√では岸波白野の性別でメルトリリス関連のイベント内容ががらりと変わるため比較すると面白いかもしれない。
『ブロッサム先生』での評価によると
「顔立ちは凛々しいが表情はすこし弱々しさがある。
手足が長く立ち姿が綺麗。魂の所作が儚く清らか」
「常にピンチ勝てる気がしないが、その時の自分を頼る目がたまらない」らしい。
コンセプトの他にも目立ちすぎず地味すぎないデザインイメージがある。
ワダアルコ氏曰く「地味なので私しか気付いてないけどかっこよくない? 彼・・・と女子多数に思われてるタイプ」とのこと。
メディアミックス・他作品での活躍
- コミカライズ『Fate/EXTRA』、『Fate/EXTRA CCC』
ゲーム中、セイバーから「愛いヤツめ。」と連発されていた経緯から、少し幼いデザインとなっている。
激辛麻婆豆腐を顔色ひとつ変えずに食べるなど、やはりどこか変わっている。
サーヴァントはキャス狐。
本編同様傷つき迷いながらも立ち上がりキャス狐と共に進み続ける姿が見られる。
また、自分の無個性っぷりを気にし、赤いマフラーにTシャツを着てり、無駄に飛び跳ねて疲れたり、言語表示方法を変えたりと、斜め上の個性を発揮している。
- サウンドドラマCD『Fate/EXTRA』
サーヴァントは赤セイバー。
ゲーム版よりボンヤリとした印象強く、逆にコミカルな言動は少な目。主にセイバーへのツッコミ役でもある。
当初は一人称が他作品と違い「僕」だったが、2回戦での戦いを経て「俺」へと変化する。
サーヴァントは赤セイバー。
名前は何故か従来の「岸波白野」ではなく「岸浪ハクノ」となっているが・・・?
「角隈」という同じ容姿の人物が登場。吹き出しでの台詞が一切ないという特殊なキャラ。
柳洞一成率いる新生徒会で副会長に就任していて、大半は半睡眠状態でフラフラしているものの、「覚醒時の有能さは尋常じゃない」「次期生徒会長候補筆頭」と噂されている。
『英雄史大戦編』では、一成の紹介で遠坂凛の代打として参加。凛がとりあえず集めた大量のカードの中から毎回異なる編成を行っているが、なぜか玉藻の前は必ず採用している。
適当なチョイスにも関わらず相手の手を読んだような展開を見せるが、化野と交信しているロード・エルメロイⅡ世の分析によれば「限定的な未来予知能力の一種によるもの」との事で、普段眠ってばかりなのもその反動らしい。
その後、新年度に就任したラニ=Ⅵ先生が何らかの治療を施したようで、シャッキリとするようになった。
なお、名前が岸波でない理由は単なるニアミス事故。
「角隈」と命名した直後にデフォルトネームが発表され「ぐえーーー」となったらしい。