概要
GGG諜報部所属のビークルロボ。ビークル形態はフェラーリF50を元にしたパトロールカー。人型は紫色を基調とした忍者に酷似する容姿。デザインは諜報関連の開発を担当したロシア共和国技術者が「日本の諜報員=忍者」という偏った認識をしていたからである。
名称は露語で狼を表す「ボールク」と英語で霧を表す「フォッグ」を合わせた和製造語。ゾンダーとの攻撃が激化するであろうと予測した同組織が、ビークルロボ『氷竜』、『炎竜』の完成後、情報収集や強行偵察、護衛任務に長けたAI『GBR-3』の育成には実在の人物の思考パターンを用いて経験不足を補おうと試行錯誤した結果、三ヶ月の短期間で完了する。これにはGGGの前身である『ID5』を擁していた内閣調査室の協力があったからである。思考パターンは同所属諜報員『犬神霧雄』。
他の勇者と比べて、機動性や隠密性と特殊能力、武器の豊富さに優れているが、之は情報収集後の帰投を優先させる為で、機体の大きさやGSライドの出力は半分程度となっており、そのパワー不足が戦闘に於いての弱点にもなっていたが、『EI-01>パスダー』との東京決戦後にスペックのバージョンアップを兼ねてウルテクエンジンを搭載され、ビークルモードでの海上走行も可能となった。ゾンダーが発する素粒子Z0を検知するセンサーも試作機での『分身体すら反応を検知する』欠点を解消された上で内蔵される。
性格は沈着冷静。任務上では非情な一面を持つものの、普段は常に丁寧な口調が似合いの真面目で優しい印象が強い一方で、パパラッチ以上に隊員達の私生活を覗き見し、闇商人ばりの商法を行い、原種殲滅後に再編されたGGG諜報部が滞りなく予算を減らされていない要因であったりする。
通常は『GGGベイタワー基地』に接続された『エリアⅤ多次元諜報潜水艦』、GGGオービットベースに停泊する『ディビジョンⅢ百式指令部多次元艦スサノオ』、『ディビジョンⅦ最撃多元燃導艦タケハヤ』のブリッジ『I.Bルーム』に常駐、世界の動向を監視し、上層部との意見交換も行っている。
2体の『ガンマシン』と『三身一体』により『ビッグボルフォッグ』となる。『ポルコート』は自身のサイズダウン化を測ったもので、『GGGアメリカ』や『GGGロシア』にも良く似た機能を持つ勇者ロボが所属している。
基本データ
形式番号:GBR-4
全高:10.7m
乾燥重量:13.5t
重量:18.0t
最高速度:380km/h
瞬間最大速度:470km/n
ビークルモード最高速度:485km/n
ビークルモード瞬間最大速度:630km/n
最大出力:10万kw(1300000ps)
装備、技
シルバーブーメラン
ジェットワッパー
フォッグガス
メルティングサイレン
プロジェクションビーム
内蔵ミラーコーティング
ホログラフィックカモフラージュ
Z0センサー
シルバームーン
シルバークロス
ダブルブーメラン
関連タグ
宇髄天元:中の人が同じ忍者繋がり。