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概要

モデルグラフィックス誌2013年12月号に掲載された煽り文。

元ネタは劇場版アニメ「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の最終盤において主人公アムロ・レイライバルキャラシャア・アズナブルが放った名台詞にして恨み言。

ふたりはガンダム第一作となるTVシリーズの作中においてララァ・スンというニュータイプ少女を巡る三角関係にあったことがあり、終盤の両者の戦いに巻き込まれララァは戦死した。

以下、「逆襲のシャア」のネタバレを含む。

 「逆襲のシャア」劇中にて登場したニュータイプ(≒超能力)少女クェス・パラヤは、はじめはアムロたちと行動を共にしていたが、ふとしたことでクェスと出会ったシャアがそのニュータイプ能力からかつての(年下の)恋人ララァの面影を感じて自分の元に置くことを画策し、自軍に彼女を招き入れる。しかしララァのような包容力を(年下に)求めるシャアの思惑とは異なり、年長のシャア34歳に当然のように甘えてくるクェス13歳にシャアは次第に面倒を感じ始め、やがてクェスを恋人の再来ではなく「ただの優秀な兵士」としてのみ扱うようになり、間もなくしてクェスは戦死してしまう。

 この成り行きとシャアの大人げない冷酷さについて、最終決戦の最中に「貴様ほどの男が、なんて器量の小さい!」とアムロが責めると、彼はこう言い返す。

ララァ・スンは私の母になってくれるかもしれなかった女性だ!そのララァを殺したお前に言えたことか!」

アムロは「お母さん?…ララァが…?」と驚愕のあまり絶句し、直後にコックピットの外で起こった異変によってこの会話は打ち切られ、映画はエンディングへと繋がる。

後年、富野由悠季監督が「あの二人は死んだと思ってくれて構わない」と言明したこともあり、この情けない逆ギレにも聞こえる告白がシャア・アズナブルというキャラクターの(同時にアムロ・レイというキャラの)最期の台詞となった。

タイトルにもあるように艦隊これくしょんのキャラクター「

主に「ロリおかん」「ダメ提督製造機」としてある意味恐れられている彼女が母性全開で提督(プレイヤー)を甘やかせている作品に付けられる。ただ雷が優しいだけでなく、そんな年下の幼女にベッタリ依存する成年提督のダメっぷりも同時に窺える響きがあるフレーズである。

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