概要
ダイレンジャーの初期メンバーの共通装備の一つである、伸縮自在の赤い棍棒。CM前後のアイキャッチ映像や、エンディング映像でこの武器を振り回す姿がフィーチャーされるなど、ダイレンジャーを代表する武器の一つでもある。
そのままの状態でも突きや払い、相手を持ち上げるなどといった攻撃に活用される他、必殺技の「気力ボンバー」を放つ際には、投擲により敵の周囲へと突き立て、身動きを封じる檻の役目を果たす事もある。
ヤイバー
刃系のアタッチメント。ダイレンロッドに装着することも可能で攻撃力を高めることができる。
後に登場した大輪剣にも装着可能。
ただし、ヤイバーの使用例自体は少ない。
戟
リュウレンジャー専用のヤイバーで大ぶりの青竜刀に似た形状となっている。
鉄の鎧を一薙ぎで切り裂くほどの切れ味を備える。
劇中で使用したシーンは仲間たちと共に東映スーパーヒーローフェア 1993の予告映像でヤイバー単体で披露したもののみ。
叉
シシレンジャー専用のヤイバーで二又に分かれた形状をしている。
刺又のように敵の攻撃を受け止め、そこから攻撃に転じる事が出来る他、動きを封じた状態から相手を軽々投げ飛ばす用途にも優れる。
劇中での使用は第10話のみでダイレンロッドに合体した状態で使用。
鉋
テンマレンジャー専用のヤイバーで、平たく広がった刃が特徴。
その名の通り鉋のように削る用途に特化し、分厚い壁も一撃で削り取ってしまう。
劇中で使用したシーンは仲間たちと共に東映スーパーヒーローフェア 1993の予告映像でヤイバー単体で披露したもののみ。
矛
キリンレンジャー専用のヤイバーで、矢尻のように尖った形状となっている。
その鋭い刃は、一突きで鋼鉄製の瓦50枚を貫通するだけの威力を有する。
劇中での使用は第25話におけるダイレンロッドとの合体形態と第49話における大輪剣との合体形態のみ。ダイレンロッドと大輪剣の両方と唯一合体したヤイバーである。
錐
ホウオウレンジャー専用のヤイバーで、円形の刃を十字に組み合わせたような形状が特徴。
一撃で巨岩を粉々に粉砕するほどの威力を発揮する。
劇中での使用は劇場版のみ。
個人武器
気力でメンバー各人の個人武器へと変化させる。だが使用されたのは序盤で殆ど使用されていない。
双竜剣
リュウソウジャー専用武器。二本一組の長剣で、「赤龍双竜剣」と呼称される事もある。
山すら砕くという伝説の剣・破山剣に匹敵する切れ味を持つ。
獅子棍棒
その分軽量で取り回しに優れており、素早い攻撃を繰り出せる他、高速で回転させる事により楯としても機能する。
天馬ヌンチャク
「天馬両節棍」とも呼称される。上から打ち下ろす事で、当たった地面がへこむほどの威力を発揮する。
麒麟九節鞭
その名の通り鞭のように振り回して相手を打ち据える他、ロープのように敵に巻き付けて締め上げたり、防御にも活用される。
槍鳳凰
厚さ15cmもの鉄板を容易に貫通し、さらに高速回転によって突風を巻き起こす事も出来る。
備考
『機界戦隊ゼンカイジャー』にも、ダイレンジャーのセンタイギアを使用した際に発動する「ダイレンジャーをイメージした力」として、ダイレンロッドが登場。その際、ゼンカイザーとゼンカイジュランの2人のみ、自身のイメージカラーと異なるメンバーのヤイバーを装着した状態（ゼンカイザーは戟、ジュランは叉）で使用している。
関連タグ
獣撃棒：『星獣戦隊ギンガマン』に登場する武器の一つ。ダイレンロッドと同じく棒術に使える武器である一方、「太くて重いためダイレンロッド程の素早い攻撃は不可能」「変形させて大砲にすることができる」「専用のテーマソングが用意されている」といった相違点も見られる。
ドラゴンロッド：『仮面ライダークウガ』に登場する武器の一つ。ダイレンロッドと同様の「伸縮自在な長棍」であり、その用途や先端に追加パーツを装着した強化形態を有するという点でも共通項が見られる。
