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獣撃棒

じゅうげきぼう

獣撃棒とは、特撮テレビドラマ『星獣戦隊ギンガマン』に登場する武器の一つ。
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肩にズシリと 感じる重さは 俺たち戦士に託された未来の重さだ!


テーマソングうなれ獣撃棒!獣撃破!(高尾直樹)(※)

(※ ビークスマッシャー(『鳥人戦隊ジェットマン』)から続く追加武器の中で、最初に製作された追加武器のテーマソングで、後輩にルパンマグナムの『ダイヤライズ!ルパンマグナム(歌:幡野智宏(Project.R))』もある)


概要

物語中盤より登場する、ギンガマンの共通装備の一つである棍棒型の武器。

元々サンバッシュ魔人団の壊滅と前後して、モークが激化する戦いに備えて準備していたものであったが、折しも新たに行動を開始したブドー魔人衆の魔人の一人・虚無八が、それまでのギンガマンの合体技であった機刃の激輪を打ち破るという事態が発生。これを受けて、モーク自身も虚無八のばらまいた特殊な宇宙カビの胞子に蝕まれながらも、命を賭して完成を急いだという経緯を持つ。


普段は手の中に収まるほどの木の実の形を取っており、これを地面に投げつけることで獣撃棒としての姿を現す。その名の通り、棒術を駆使した近接戦闘に用いられ、同じく棒型の武器であるダイレンロッドとは対照的に、どちらかと言えば武器そのものの重みを活かした打撃を与えるのに適したものとなっている。

さらに獣撃棒を縮めることで、大砲形態の「獣撃破」に変形させることもでき、この形態では込めたアースを弾丸へと変換して発射することが可能となる。発射される弾丸は、アースを多く込めるのに比例してその威力も増すが、一方で発射の際の反動も強烈なものとなる。実際に、作中でも肩を怪我したゴウキが岸本先生の補助の元、強化された弾丸を発射したことがあるが、あまりの反動故に岸本が失神する結果となった。

獣撃破からはアースの弾丸以外も発射することができ、作中では調合に失敗したバルバエキス入りの弾丸を撃ち込まれ、身体が風船のように膨張したリョウマ達4を元に戻すために、ギンガピンクバズガスから奪ったバルバエキスの中和剤入りの弾丸を、獣撃破に込めて撃ち込んだこともある。


必殺技

猛火獣撃(もうかじゅうげき)

獣撃棒を用いたギンガレッドの必殺技。炎のアースを込めて振り回すことで灼熱の炎を周囲に展開し、それによる火炎地獄で敵が苦しんだところに、炎の力をこめた獣撃棒の一撃を打ち込む。


銀河獣撃弾(ぎんがじゅうげきだん)

獣撃破を肩に担ぎ、5人が一斉にアースのエネルギー弾を敵へ撃ち込む合体技。前出の機刃の激輪に代わる新たな必殺技として、第2クールを中心に多用された。


新獣撃棒

物語終盤より登場した、強化型の獣撃棒。棍棒状態では「新獣撃棒(※2)」、大砲形態では「新獣撃破」とそれぞれ呼称される。

地球魔獣との戦いに備え、ヒカルの我儘に近い要望に応える形でモークが既存の獣撃棒に強化を施したもので、本体の両端には刃のような装飾が追加され、新獣撃破で繰り出す必殺技も「閃光獣撃弾(※2)」へとパワーアップしている。また、変身前でも使用できるようにもなっており、作中でもヒカルを除く4人が地球魔獣(に偽装したリモコン爆弾)に対して変身前の状態で砲撃を見舞っている。


急成長エキスによって変貌を遂げ、銀河の戦光を跳ね返すほどの力を見せたビズネラにも大ダメージを与えるなど、見た目に違わぬパワーアップ振りを見せているが、一方で獣撃棒の強化はモークにも著しい消耗を強いるものでもあり、折悪しく地球魔獣による大地の汚染が深刻化したことも相俟って、モーク自身の生命の危機をも誘発する結果となってしまった。


また、TVシリーズの後日談に当たるOV『星獣戦隊ギンガマンVSメガレンジャー』では、新獣撃棒ではなく通常の獣撃棒が登場しているが、これは同作の撮影時期が最終回近辺のそれよりも前であったことに起因するものである。


(※2 資料によっては「戦光獣撃棒」「戦光獣撃弾」とそれぞれ表記されているものもある)


関連タグ

星獣戦隊ギンガマン 棍棒 バズーカ

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