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THECANNIBALの編集履歴

2022-10-04 00:53:55 バージョン

THECANNIBAL

かにばる

THE CANNIBAL(ザ・カニバル)とは、ゲーム『Dead by Daylight』に登場するキャラクターで、スプラッター映画『悪魔のいけにえ』からのゲストキャラクター「レザーフェイス」のこと。

概要

Dead by Daylight』に登場するキラー(殺人鬼)の一人。

2017年9月15日にリリースされたDLC『Paragraph II: "Leatherface"』にて追加された。


「世界一怖い映画」と名高いスプラッター映画の金字塔『悪魔のいけにえ』のシンボルキャラクター“レザーフェイス”その人。

因みに、本作に当初から登場しているキラー「THE HILLBILLY(ザ・ヒルビリー)」は、元々は本項のレザーフェイスをモチーフに考案されたキャラクターである。


呼称の意味は「人食い」。

原作でも食人のソーヤー一家にて屠殺・料理を担当している。


人物

プロフィール

本名ババ・ソーヤー(Bubba Sawyer)
性別
出身地アメリカ(テキサス州)
声優Filip Ivanovic(アートディレクター)

本作に登場する彼のキャラクタービジュアルと設定は第1作のものである。

その通称通り、顔に人間の皮膚を貼り付けた殺人鬼。

人間を屠殺、その後調理するために纏った黄色いエプロンがチャームポイント(?)。

190cmを越える長身の巨体、唸りを上げるチェーンソーを振り回している時は「うーうー」と醜悪な声を上げ、一応は真人間であるはずのレザーフェイスを異形の化け物に見えるようにする、恐ろしいスパイスとなる。


背景

ババ・ソーヤーこと“レザーフェイス”は、テキサスの荒野に建つ一軒家で肉屋を営む「ソーヤー一家」の四男。


ソーヤー一家は人肉を好んで食し、その肉を売りさばくという異常嗜好を持つ一家であった。


ババは一家の中でも一際大きな体躯を誇る。その一方で、先天性の皮膚症と知的障害、更に梅毒を患っていた影響か素顔が醜く、それを見られることを嫌って屠殺した人肉から剥ぎ取った顔面の皮で自身の顔を覆い隠している。


同時に、苛烈な性格の家族と暮らしていた影響か非常に臆病であり、彼らに対し常に従順であった。本人も、家族を怖れつつも同時にかけがえのない存在として愛していたため、決して苦ではなかったが、それ故に自身ら家族の実情が外部に漏れることへの警戒心が極めて強く、率先して侵入者を襲い、惨殺していた。


ある日、いつものように“ガキ共”が現れた。我が家を嗅ぎ回るように物色する彼らに対し、レザーフェイスは容赦なく襲いかかる。しかし、ガキの女一人を取り逃し、すぐに追いかけるも彼女は通りがかりのトラック運転手に助けを求め、そのトラックが兄弟たちを轢き殺してしまう。そのまま遠ざかっていくトラックを見送ることしか出来なかったババは、愛する兄弟を殺された怒りと悲しみ、また女の告げ口で自身ら家族の所業が公となり、家族が逮捕されてしまうことへの不安と絶望、様々な負の感情が一緒くたに押し寄せ、ただただ我武者羅にチェーンソーを振り回した。


しかしそのとき、彼は不可解な影を見る。

それは先程までの多くの脅威を消し飛ばすほどの、より恐ろしい脅威であった。直様彼は、その驚異こそ優先して排除すべきだと本能的に察知し、その影の中に存在する世界に足を踏み入れた。

(詳細は「レザーフェイス」を参照。)


性能

基本情報

移動速度4.6m/s(通常)、4.6-5.29m/s(チェーンソー攻撃)、3.45m/s(チェーンソー回転時)
心音範囲32m
視点高い(高身長)
凶器スレッジハンマー
ヒルビリーよりも機能的に作られたハンマー。
固有能力ババのチェーンソー
根城なし

通常攻撃がハンマー、固有能力がチェーンソーと、武器の性質がヒルビリーに似ているともよく言われるが比較しようがないほど別物。彼のようなダッシュ能力が無い代わりに、振り回しの多段ヒット攻撃が強力で、サバイバーが一つどころに集まったタイミングを見計らえば、その場の全員を血の海に沈めることが可能。狭いマップやフックでの攻防でその本領を発揮できるだろう。

そもそもの基本性能も非常に高く、渇望無しでも一瞬で生存者との距離を詰めれるほどに俊敏。原作でも速いが、原作通りのスピードで迫ってくる姿は恐怖そのもの。原作を忠実に再現されたカニバルを使いこなし、「エンティティのいけにえ」の主演兼監督になろう。


メメント・モリは相手の後頭部をハンマーで殴ってよろめかせた後、後ろからチェーンソーのエンジンを入れて腹から肩までを真っ二つ。殺した後は勝利の雄叫びなのか、遊びきった悦びなのか、チェーンソーを上に掲げて叫ぶ。別で出張しているゲームフェイタリティに似た攻撃だが、あれは本当に真っ二つになる。こっちの方が表現がやさしい。


固有能力

ババのチェーンソー(Bubba's Chainsaw)

チャージ必要、一撃ダウンという所までは同じだが、超速移動による一撃ではなく、その場で振り回すというアクションを取る。走りながらチェーンソーを踊る様に振り回す姿はまさに原作の彼そのもの。この振り回し、多段ヒット攻撃であるため、生存者側の最強パークであるボロタイこと「borrowed time」を破壊できる点は非常に強力。


ちなみに、壁にぶつかる等でチェーンソー攻撃がキャンセルされると、その場でチェーンソーにまたエンジンをかけて振り回すという「癇癪」を起こす。原作のラストシーンさながらの振り回しは見ごたえがあるが、完全に足が止まる上に視界がブンブン動くため、かなりのタイムロスを引き起こす。

癇癪しないで障害物の周りをロスせずきっちり回るには熟練が必要になる。


ただ、この癇癪にも攻撃判定はあるため、チャンスとばかりに横を通り抜けようとしたりする生存者をひっかけられる可能性は無きにしも非ず。特にロッカーに逃げ込んだ場合は癇癪も読み合いの手段として使うこともできる。


リワークにより「時間で回復するチャージを使用してチェーンソーの時間を延長する」という

仕様に変更され、それに伴いチェーンソーの移動速度が上昇。これにより圧倒的に火力が向上した


固有パーク

「悪魔のいけにえ」で行われた行為等がパークとなっている。どれも性能が非常に凶悪であり、ホラーの金字塔の名に恥じない恐ろしいパークを持ち合わせている。


ノックアウト(Knock Out)

殴ってダウンさせた相手を基本生存者は赤いサーモグラフィみたいなもので可視化できるのだが、それを妨害するパーク。ダウンした事はわかっても、どこにいるか分からないので助けようがないというパーク。しかし、流石に吊られる瞬間は可視化される。終盤の一人も吊られるわけにはいかない、つられる前に助けなくてはならない戦況では脅威となるパーク。

なんでノックアウトで可視表示を妨害できるのかは、原作を観ればわかる。彼が静かにアッサリと屠畜してしまうため、誰も仲間が犠牲になった事に気付けないのである。犠牲になるとわかるのは、自分が犠牲になった時のみである。


バーベキュー&チリ(Barbecue & Chili)

「焼肉唐辛子」「BBQチリ」「バベチリ」と色々な呼び方をされている。

最強パークの一角。相手を吊った瞬間、一定範囲外に生存者がいる場合、4秒可視化できるというもの。つまり生存者は遠くにいればいるほど相手に位置を知られるという代物。

近づかれたら終わり、さりとて敵に位置を知られる事は致命的。遠くに逃げれば逃げるほど、その行為は自分の首を絞めるというあまりにも凶悪なパーク。特に「位置さえわかれば速攻で向かえる」ヒルビリーやナースがこれを持ったらただの殺人鬼無双ゲーと化す。欠点としてロッカーに入れば見えなくなり、メメントによる殺害でも発生しない。

その普及ぶりは、もはや付けていないキラーの方が珍しいほど。生存者も当たり前のようにキラーがバベチリを装備している前提で動いている。

原作における元ネタらしい元ネタは無いが、一か所に犠牲者を集めているパークのアイコンからして、「どうやって調理しようか」的な意味だと思われる。言ってしまえば取らぬ狸の皮算用だが、その狸を取るからこそレザーフェイスなのだと言える。


なお、当該パークがあまりにも優秀な点と、キラーに慣れた人にとってはカニバルよりも生存者を倒しやすいキラーが少なくない、特に同じくチェーンソーでのワンパン持ちかつ高速移動できるヒルビリーの壁が厚いことから、一部ではカニバルが「バベチリくん」「バベチリのおまけ」「バベチリ引換券」などと呼ばれてしまうことも。

とはいえ後述の通り条件がハマった時の凶悪さは他の追随を許さず、何だかんだワンパン能力は脅威なため舐めてかかると酷い目に遭う。

特にリワーク後は火力に関しては非常に高くなっているためナメられるキラーではなくなった。

6.1.0にて削除される前は初めて吊った生存者1人に付き25%ずつ、BPと呼ばれるキャラクターを育てるためのポイントが追加取得できる効果もあった。生存者は4人いるため最大で100%追加、つまり2倍。キラー初心者はまずカニバルを育ててこのパークを手に入れろと言うのはもはや本ゲームの常套句とまで言われてた時代も。


フランクリンの悲劇(Franklin's Demise)

攻撃を与えた人物がアイテムを所有している場合、それを落とす事ができる上、落ちている間は徐々にアイテムの使用残量を減らす事ができる。また、落としたアイテムのオーラが見えるためオーラが消えらそこに拾った人物がいるということがわかる。ライト持ちを確実に不利にするパークである。ストレスフリーにライト持ちに悲劇を与えていこう。

ちなみにフランクリンとは第1作の登場人物。同じく第1作目に登場するサリー・ハーデスティの兄で、車椅子に乗った肥満体型の青年である。実際に作中で懐中電灯を使用し、最終的には手放している。当然彼の結末は…。


アドオン

哀しいことにほとんどがヒルビリーの使いまわし。チェーンソーのパーツ等が多いが、トンプソンネームドのアドオンはカニバル仕様に変わっている。チェーンソーでの挙動の違いから、ビリーでは使いにくいがカニバルでは…という性能のアドオンも結構ある。

とりわけ「スピードリミッター」は「チェーンソー攻撃が一撃ダウンでなくなる&チェーンソー攻撃で得られるBPが増える」という、デメリットの方が大きいアドオン……なのだが、とあるカニバル使いがスピリミ装備で連戦してランク1を達成するという変態的偉業を成し遂げ、キラー界隈で話題となった。


リワークに伴いアドオンの効果も多くが変更されたが、目下最強のアドオンはチェーンソーの振れる時間が長くなる「絶品のチリ」とされている。

実装初期では効果がないとまで言われていたアドオンがまさかの大出世である。


特徴

長所

閉所もしくはフック際での攻防は最強というほかない。特に、地下に吊るされた生存者は相当戦況が芳しくない限りは見捨てる事が推奨される程。

その理由は非常に大きな隙を作る救助行為を一瞬で無為に帰させるチェーンソー攻撃があるため。ボロタイを付けても助けられた生存者諸共斬り落とす事ができ、その破壊力はまさに得点欲しさに群がる蛾を焼き落とす火そのもの。更に見捨てて修理にいそしむ薄情者は「バーベキュー&チリ」で発見して襲いに行けるため、死角と言う死角がほとんどない。

徒党を組んで襲ってくる生存者にはチェーンソーでたちどころに無力化できるのもあって、他殺人鬼のパークを組み合わせず固有パークを積むだけでも十分すぎる強さを持つ。トラッパー並みの素の敏捷さもあって、近づかれたら終わり、隠れてもパークで見つかるという死角の無さは流石ホラー映画の大御所である。


リワーク後は逆にチェーンソーを振り回すことで加速できるため

開所に非常に強くなっており、熟練したカニバルを相手にした場合

チェーンソーを吹かされるたびに板を支払って延命するか、

バッサリ切られて倒れ伏すかの二択を迫られる。

常時ワンパンという極めて強烈なプレッシャーで接近戦では最強と言っても過言ではない。


短所

索敵や機動力といった立ち回りを補助する能力に難があること。

そしてチェーンソーは「窓」に極めて弱いこと。

チェーンソーを吹かしている間に窓を跳ばれると溜めた時間がほぼ無駄になってしまう。

カニバルを使う場合、窓を無理矢理塞ぐ「まやかし」「呪術:クラウドコントロール」や、

3回跳ばせて窓を塞いて詰みを作るなどとにかく窓に対して警戒しなくてはならない。


原作でもやってきた犠牲者を迎え撃つシーンが多かったためか、パーク抜きだとかなり受け身な性能。その性質上、キャンパーにならざるを得ない時もあり、生存者を野放しにするリスクを負ってキャンプをするか、はたまた次の獲物を追うか…の駆け引きを要するキラーであり、脳死で使えるようなキャラでは決してない。

総合的には近接火力全振りの殺人鬼と言える。繊細な立ち回りと正確な操作でその火力を制御することで、次々を相手を食いつくす悪食の悪魔になれる。


関連イラスト

The Cannibal & The ProwlerPigs Friends


関連タグ

DeadbyDaylight キラー(DbD)

悪魔のいけにえ レザーフェイス ババ・ソーヤー カニバリズム チェーンソー


THE HUNTRESS(ハントレス) → THE CANNIBAL(カニバル) → THE NIGHTMARE(ナイトメア)

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