まだ捕まえてもいない狸の皮を売ることを考えること。手に入るかどうかわからないものを当てにして計画を立てることのたとえ。
概要
自分にとってメリット(利益)となる事が確定したわけでもないのに、その後の使い道や計画等を考える事を指す、いわば都合の良い夢物語、足元を見ない楽観論への警句である。
pixivではことわざ通りのまだ実現していない事を想像して喜びに耽る感じのイラスト作品につけられている。
英語では「don't count your chickens before they're hatched(鶏が産まれる前から鶏の勘定をするな)」であり、やはり今現在への認識が疎か的な意味合いに変わりは無い。
球界では優勝目前球団の典型的な負けフラグのテンプレと化している。
計画を考えるどころかすでに行ってしまっているケースばっかだが。
捕らぬ狸の皮算用の一例
他にもご存知の方は追記をお願いします
- 宝くじの当選発表前から賞金を使って買いたい物・やりたい事を考える。
- 新規配信されたガチャキャラを取る前から自分のパーティに入れたときの戦術を考える。
- 釣り糸を垂らした段階で大物を釣ったときにどう料理しようか考える。
- どんな願いでも叶える力を秘めたアイテムの使い道を入手する前から考える。
以下は、あてにして考えるどころか、あてにして実行するケース
- 息子が現在独身で結婚の予定が無いのに、二世帯住宅を建てる。
- 自分の子が全員独身で結婚の予定が無いのに「将来は孫全員を集めて沢山遊ばせる」と、退職金をはたいて家をリフォームする。