イーノ・アッバーブ
いーのあっばーぶ
解説
CV:菊池正美
年齢は14歳(後に15歳になる)。奥ゆかしく温厚な人柄。そのため、仲間達に意見しようとしても反対に押し切られてしまう場面もあった。
非常に仲間想いな面もあり、ビーチャ・オーレグとモンド・アガケがアーガマを敵に売ろうとした事を知りながらもこれを糾弾することができなかった。(小説版では未遂に終わった後に2人が原因でアーガマの位置が探知された事を隠し、自分がやったと罪を被った。)
しかし、決して小心者というわけではなく、初めて搭乗したコア・トップを操縦してドッキングを成功させたり、頭部を破壊されたΖガンダムにザクⅡの頭部を取り付け(通称:Zザク)、そのまま出撃もした(12話)。
また、成り行きからではあったがジュドー・アーシタと共にアクシズの旗艦サダラーンへと潜入するなど、時に大胆な一面も見せる。
敵の人質になったり、爆弾を体に括り付けられたり、女装させられたり(40話。余談だがそのときジュドーも一緒に潜入の為に女装していた。ちなみにジュドーはあまりの酷さに入口で門前払いを食らわされたが、イーノはそのまま女として潜入している)と本編では不幸な役回りが目立つが、第一次ネオ・ジオン抗争を通して己の意見をはっきりと口に出せるようになるなど成長していき、無事に終戦まで戦い抜く。
先述のイーノが搭乗したΖザクは、あくまで応急措置を施した機体で全天周囲モニターも満足に機能しない代物であったが、攻め来るガザC部隊を相手に善戦している。
また、慣れない砂漠戦においてもZZガンダムをそれなりに乗りこなすなど(25話)、MSパイロットとしての資質は意外にも高いものを備えていたようである。
常に人手不足のアーガマにおいてブリッジ要員や機体の整備も務め、なにかと器用な存在でもある。
特に小説版では、MSの整備に興味を示し自ら率先して学んだのは彼だけであったためアストナージ・メドッソは感激し、特に目をかけていた。