概要
ほぼアニメオリジナルである(そのため原作ベースのOVAだと基本出てこない)。ラムへの呼び掛けは、メガネのみ「ラムさん」。パーマ、カクガリ、チビは「ラムちゃん」と呼ぶ。リーダーはメガネで、4人組の中で(というか『うる星やつら』の全キャラクターの中で)最も強烈な個性を放っており、ある意味作品タイトルの「うるせーやつら」という言葉が文字通り一番当てはまるキャラ達と言える。
原作での扱い
初期の話では、メガネ、カクガリ、チビと容姿が似た人物(名前は原作で登場しない)があたるの友人兼ラムの取り巻きとして活躍していた。だが、彼らは面堂登場頃を境に物語に登場しなくなり、代りに容姿がパーマに似た白井コースケや北斗があたるの友人として登場するようになった。
メンバー
メガネ
CV:千葉繁。本名はサトシ。ほとんど押井守と千葉繁が生み出したといえるキャラ。口癖は「オダマリッ!」。
当初は「生徒A」というモブキャラに過ぎなかったが、声優の千葉繁の演技が押井守に受け、スタッフがみんなで弄りだして『うる星やつら』を語る上で欠かせない最強の一人に成長した。
押井の代弁者的存在であり、ナチスや全共闘学生の様に群衆の前でアジることもしばしば、やたらと長い独り言を呟く(叫ぶ)シーンも多い。2作目のアニメ映画『ビューティフル・ドリーマー』では「友引前史」という文書を執筆しアニメ史上に残る名長台詞を朗読した。その語彙力と饒舌さで彼の右に出る高校生はまずいないと思われる。
マニアックなオタクで部屋にはラムのポスターが壁中に貼られており、写真を収めたアルバムも多数所持している。正にラムに青春を捧げた男と言えるだろう。
パーマ
CV:村山明。本名はコースケ。ラム親衛隊の一員。立ち位置は原作の白井コースケに相当する。アニメの中では常識人で4人組の中では唯一彼女がいる。
カクガリ
CV:野村信次。本名はヒロユキ。ラム親衛隊の一員。体は大きいが四人組の中で一番影が薄い。顔が温泉マークに酷似しており『ビューティフル・ドリーマー』でもネタにされた。チビと仲が良く二人で行動する場面も多い。
チビ
CV:二又一成。本名はアキラ。ラム親衛隊の一員。「突撃隊長」という肩書きを持っているようだが、実際は気が弱いただのパシリである。カクガリと仲が良い。
関連イラスト
余談
『半妖の夜叉姫』第1・2話では彼ら+あたるの色違いと思しき不良が主人公・日暮とわと戦っている。