概要
- 作詞・作曲・歌:ACAね
- 編曲:100回嘔吐 / ZTMY
音楽ユニット「ずっと真夜中でいいのに。」の楽曲の一つ。アニメ『チェンソーマン』の第2話エンディングテーマ。2022年10月19日にEMI Recordsより配信リリースされ、合わせてアニメ第2話のノンクレジット版エンディングムービーもYouTubeにて公開された。翌日の10月20日にミュージックビデオが公開予定。
制作
ACAねは発表以前より『チェンソーマン』を好きだと公言していた。ACAねが週刊少年ジャンプを購読していた際に「1話目からとんでもない連載が始まった気配を感じた」というのが原作との出会いだという。作品に対しては「切羽詰まった和やかな表情」「説明屋さんじゃないところ」「ふとした一言の核心の脊髄」が好きと語っている。
好きなキャラクターはパワーであり、パワーの見えない葛藤を勝手に今回の曲にしている部分があるという。『チェンソーマン』のアニメを制作するMAPPAからは、楽曲制作の上で「パワーとデンジの関係性」、「これからバディになる2人の始めての印象」、「新生活」、「面倒」、「波乱が巻き起こる」などのワードをもらっている。また仕上げの上でACAねは、「めたくそな人生からのくそくそで最高な新しい生活の始まり」、「得体の知れないパワー感」、「どこかなめくさりな精神」を大事に考えている。
経緯
2021年1月12日に放送された「ずっと真夜中でいいのに。のオールナイトニッポン」では『チェンソーマン』への愛を熱弁しており、「主題歌やりたくて勝手に何曲も作ってる」とも話している。同年3月4日には漫画の第1部完結を記念して公開された『チェンソーマン』の特設サイトで、「#チェンソーマン第一部完結」と題したACAねの激賞コメントが掲載された。ACAねが『チェンソーマン』にハマっていることを集英社も知ったことで、コメントを依頼したという。また、その当時はファンから訊ねられた際に「主題歌の予定はない」と答えていた(参照)。さらに同年6月27日には、MAPPAの設立10周年記念ムービー『10th Anniversary Movie』にて、楽曲「ばかじゃないのに」が使用された。
2022年9月19日20時から行われた『チェンソーマン』のワールドプレミアにて本曲が発表された。発表に合わせて公開されたコメントにて、ユニットのフロントマンであるACAねは『チェンソーマン』を「感情の節目節目で助けられてきた作品」と語り、本曲を「自分としては潤う過程が大事なんじゃないかというような曲」「ただぶっ飛んでるようにみえても本意はどうかわからない 本当にそうかもしれないけど、撫でてもらいたい。というような曲」と表している。発表の際はTwitterにてACAねが「やったーーー」「愛・ラブ・チェンソーなので感謝です」とツイートを行ったり、アニメ放送の際も反応のツイートを行っている。
関連動画
『チェンソーマン』第2話ノンクレジットエンディング
- 『チェンソーマン』第2話ノンクレジットエンディング / CHAINSAW MAN #2 Ending│ずっと真夜中でいいのに。 「残機」
参考文献
- 『SWITCH Vol.40 No.10 特集 チェンソーマン、出現』(スイッチ・パブリッシング) - 33ページに掲載されたACAねのインタビューから
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