眼鏡に関しては⇒眼鏡
概要
ラムに思いを寄せる4人組のグループ「ラム親衛隊」のリーダー。
ラムに心酔していて、自室には隠し撮りしたラムの写真を大量に貼りつけている。
とても高校生とは思えない高い語彙力を駆使し、学生運動の扇動者さながらの長い演説を繰り広げるのが特徴(監督の押井守が学生運動に傾倒していた過去があり、それがモチーフになっていたと思われる)。
また、記憶喪失になったラムを保護した面堂の事実上要塞と化した邸宅に、あたるや他の親衛隊3人と殴りこむオリジナルストーリーがあり、このときには「1964年東京オリンピック」の2年後に自殺したマラソン選手・円谷幸吉選手が書いた遺書を思わせるような遺書を書き残している。
当初はアニメでも名前がなく「生徒A」というモブキャラだったが、押井守がレギュラーとしてのキャスティングと、彼のモデルでもあった声優・千葉繁を起用する事を考えていたことから脇役に昇格。晴れてうる星やつらを語るうえで外せないキャラになった。
最終回で「サトシ」と呼ばれるシーンがある。
令和元年(2019年)11月16日にNHK・BSプレミアムで放送された「発表!全るーみっくアニメ大投票」のキャラクター部門で15位を取り、「うる星やつら」では主役2人(2位のラム、12位の諸星あたる)以外では最上位となった。
動画
友引前史
ラム親衛隊隊長 立ち食いソバに対する信念
うる星やつら-メガネ特集-
余談
早い話が押井守の好みと個性が徹底的に反映されたキャラであり、千葉繁の熱演もあってアニメ視聴者からは高評されている。
押井のオリジナル作品である『紅い眼鏡』(千葉のPVとして企画された)から登場するプロテクトギアの起源は、作中でメガネが徹夜して作ったという「重モビルスーツ」である。
令和うる星やつらでは…。
2022年版『うる星やつら』では、「メガネ」をはじめとするラム親衛隊や彼らのベースとなった原作のラムちゃん後援会が存在しない。代わりに旧アニメ版では殆ど登場しなかった白井コースケや北斗等があたるの友人として登場する。
- しかし、旧アニメの「メガネ」の原型となった原作の「幸せの黄色いリボン」の回で登場するあたるの友人「サトシ」(CV:佐藤せつじ)が2話から登場している。あくまで旧アニメの「メガネ」とは別人であるが佐藤せつじ氏の演技は千葉繁氏に寄せてある。
関連タグ
アニメオリジナルキャラ※ある意味これ