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ゼブブの編集履歴

2022-10-31 07:53:42 バージョン

ゼブブ

ぜぶぶ

ゼブブとは、『ウルトラマンガイア』の後半に登場した死神と呼ばれる敵の正体である。 本稿では変身体である死神と、彼が使用したモキアンについても解説する。

データ

  • 身長:66m
  • 体重::6万6千トン
  • 別名:破滅魔人
  • 出身地:不明

概要

第48話「死神の逆襲」に登場。

後述する死神の正体で、昆虫のような顔と悪魔のような体つきをしている。

右腕の刀はウルトラマンアグルの体を簡単に傷つけ、貫けるほどの強度を誇り、左腕からは光弾、触手を相手の体に巻き付けての放電攻撃、全身に電磁バリアで包んで身を守るという戦法を得意としている。ただし、バリアは目の間にのみ隙間が存在する。


武器の刀でアグルの体を刺し貫いて敗退させ、友のピンチに駆けつけたウルトラマンガイアとの戦闘に突入。

その威力を警戒したガイアに右腕の刀を折られるも、砂かけで目眩しをした隙を狙ってガイアを拘束、放電で苦しめる。そこへこれまで共に戦ってきたガイアが高山我夢であると知り奮起した各ファイターチームのリーダーが新型のXIGファイターを引っさげて援護に駆けつけてきたことによって両ツノを破壊されてしまう。劣勢になったかと思いきやクァンタムストリームやシグファイターの一斉攻撃を電磁バリアで防御し逆転(このバリアはキックなどの物理攻撃なども防ぐことが可能で、ガイアのキックも弾いてしまう)。ガイアのライフゲージを点滅させるまで追い詰める。


しかし、目の間に隙間があるという弱点を見抜いた米田のXIGファイターSTの攻撃を受けて左目を潰されバリアを出せなくなったところにフォトンストリームを受けて倒された。

余談(その1)

名前の由来は恐らく、サタンに次ぐとされる魔王ベルゼブブから。

ちなみに第48話の準備稿でのタイトルは「アグルの恋」だった。


死神

死神

第47話「XIG壊滅!?」

第48話「死神の逆襲」に登場。

破滅魔神の一人で、モキアンを利用して地球を滅ぼそうとした。

吉井玲子を拉致し、藤宮博也をモキアン内部の異空間におびき寄せると「進化しすぎた人類はウィルスとなって宇宙を蝕んでおり、はその苦しみを治癒しようとしている」と説明して自分たちの行為の正当性を主張することで藤宮とアグルを再び人類の敵にしようと企んだ。


だが、それに失敗した挙句モキアンを破壊されると自ら破壊に乗り出して「ウルトラマンを差し出せ」と人類に迫った。

ウルトラマンアグルに変身した藤宮を自らの手で始末するために最後はゼブブに変身した。

なお、身体を貫かれたアグルのピンチに我夢が思わず「藤宮!」と叫んでしまったことで我夢=ガイアという事実が(元から知っていた石室コマンダーを除く)XIGのメンバーにバレてしまったため、主人公の正体バレを引き起こす要因となった。

余談(その2)

第47話・48話の監督を務めた北浦嗣巳は、西洋的な死神のイメージでは面白くないと考え、菩薩のイメージとした。


着ぐるみではなく、俳優に特殊メイクを施して表現されている。また、当初は俳優の顔が分かる薄いメイクとする予定だったが、その話が挙がってきたのが撮影の直前であったことから「直しきれない」と言うことで、結果的に完成作品でのデザインとなった。この件に関して、北浦は演じた堀内への謝罪の思いを述べている。


死神を演じた堀内正美は後に『ウルトラマンネクサス』で松永要一郎役を演じている。

なお、堀内氏と、『ガイア』の主役である吉岡毅志氏は誕生日が同じである。



関連タグ

ウルトラマンガイア ウルトラ怪獣 根源的破滅招来体

エンペラ星人 :人類に対してウルトラマンを差し出せと降伏を迫った点が共通。ただしこちらはラスボス。

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