概要
No.10008として深海メトロに連れてこられた、通称8号。
ヒメ達からの愛称は「ハチ」。
魂にシオカラ節のグルーヴを宿すタコ。もとはタコ軍団の優秀な戦闘員だった。
オクタリアン特有の生真面目な性格で日々のブキのメンテナンスはやらないと気が済まないとの事。公式Twitterへのリンク
ネル社の地下実験施設をつなぐ深海メトロで目覚めるが、記憶を失っている。
地上への脱出を目指し、施設の様々なチャレンジに挑むことになる。
ストーリーをクリアするとハイカラスクエアでのバトルで使用可能になる。
容姿
それに加えて髪型がそれぞれに2種類あり、ガールはカーリーヘアとポニテ、ボーイはモヒカンとアフロがある。
どちらも黒ベースでレザー質の服にへそ出し・左袖なしに左腕右足に蛍光テープの黄色い輪っかを装着した機動性を重視した恰好をしている。
ファミ通のインタビューにてサウンドスタッフによると、ボイスはガールはお姉さんっぽい色気のある感じで、ボーイは声変わりの途中から完了の間くらいの少年の不安定さとクセのある感じを意識したという。
性格はガールはおっとり、ボーイはしっかり者だがちょっと抜けていてお茶目なイメージらしい。
目元はタコゾネス系と同じ縁取りだが、耳の形は左右で非対称となっている。
これはインクリングがエンペラから由来してるのに対し、こちらは漏斗から由来しているため片側だけ窪んでいるのである。
歯のデザインもインクリングやヒメ、イイダと異なり、左上と右下に尖った歯がある。
種族は「オクトリング」。タコゾネスやイイダ、DJタコワサ将軍と同じ種族であり、人為的に生み出された生物という説は否定されている。
「8号」というのはあくまでストーリーの主人公である1体を指すものであり、それ以外のハイカラスクエアに集まる他のタコボーイ・タコガール達は全員が8号ではなく別々の個体である。
つまるところインクリングたちと変わらず、公式のインタビューでも「恐らく深海メトロに迷い込んだりもしていない」そうなのであるが、タコである彼らはハイカラスクエアまでに辿り着くのにかなり苦労してるんだとか。
メタ的に見ると「どのプレイヤーも自分が操作しているタコだけが8号で、他のプレイヤーのタコは8号ではない」という、オンライン上を1つの世界として見るなら矛盾した状態になっていると言える。
これはヒーローモードとナワバリバトルの関係と同じなのだが、タコの使用条件が「クリアして地上に出ること」なのでタコ=8号のイメージが強くなりがちで、pixiv上でも「ヒーローでないという設定のイカ」は普通に多数いるのに対して、例えばオクタリアンから脱走してきたなどの「8号以外の出自・経歴を持つタコ」のイラストはまだまだ少数である。
なおインクリング達は「新しい髪型が流行ってる」くらいにしか見ておらずやはりオクトリングであることには気づいてない。
その後に発売された『スプラトゥーン3』ではゲーム開始時のキャラメイクの時点でオクトリングを選ぶことができる関係から、舞台となるバンカラ地方はインクリングとオクトリングが共存している地という設定になっており、8号以外のオクトリングは当たり前にいるという世界観が強調された。
関連人物
ウェストサイドスタイルで決めたヒメ。地上から無線で8号と通信している。
ウェストサイドスタイルで決めたイイダ。ヒメと共に8号を導く。
シオカラーズのおじいちゃんにして、大ナワバリ大戦の生き字引。老後の趣味でラップを始めた。
8号共々地下実験施設に捕らわれ、共に地上を目指す。
地上に脱出後も親交は続いている事が示唆されている。外部サイトへのリンク
前作ヒーローモードの主人公。前作のヒーローギアに加えてマントを羽織っている。
アタリメ司令と偵察に出ている所を何者かに襲われ、音信不通となる。
8号にとっては憧れの存在であり「心の中の3号」の強さからもそれが窺える。
同じナンバリング作品の出身であるSplatoon2の主人公。
ゲーム中での接点自体は無い(見た目の切り替えになるので画面上にはどちらか一方しか出てこれない)のだが、どちらの姿でもブキ及びギアやお金が共有されている事や、4号と8号と思われるイカとタコが同じ部屋で過ごしている公式のイラストの存在から、地上へ出た後に司令の紹介で知り合い、その後同棲しているのでは?という考察がされている。
余談
ハイカラスクエアのテンタクルズが視線に気づいてリアクションを取ってくれるが、タコとイカではリアクションが異なる。
鳴き声に由来する代名詞としてイカガールは『Woomy』(マンメンミ)、イカボーイは『Ngyes』と呼ばれるのに対して、タコガールは『Veemo』、タコボーイは『Oomi』と呼ばれている。
次回作、スプラトゥーン3における彼女/彼の行方は(今のところ)不明。
スプラトゥーンベースの相関図を参照すると地上に出てからもアタリメ等の人物と未だに関係は続いている可能性が高い。
イイダとの関係
ネリメモリーと開発者インタビューから、8号もかつてはオクタリアンに所属しており前作のラスボス戦の現場にいたらしくその中で名を上げていたイイダが前作の決戦からシオカラーズに影響を受けて部隊を抜け出したことを切っ掛けに8号も同じく部隊を抜け出し、その後何らかの形で記憶喪失になり深海メトロに迷い込んだ様である。
"シオカラ節のグルーブが宿った"ほか、イイダを以前から知っていたことを仄めかす短歌はこれに由来すると思われる。ただし地上を出るまではお互い面識は無かった。(尤もイイダは一方的に注目の的になっていただけで後輩にあたる8号を認識していたという確証はないが。)
コロコロ版
詳細はハチくんを参照。