「お前達の最期だ!」
CV:永野広一
概要
龍皇子サラマンデスの所有するカードから生み出された火のサイマ獣。口から鋭い牙をのぞかせる、巨大な黄色い食人植物と言うべき頭部を持つ。「火のサイマ獣なのに何で植物の怪人なんだ?」等とツッコんではいけないが、一応弁護しておくと、赤い覆輪のある黄色と言うカラーリングをした頭部の花弁の形状が炎に見えなくもない。
巻き舌で「プルルルルゥ!」と声を上げる癖がある。
操りサイマ獣の名に恥じず、口から蔦の様な触手を伸ばして相手を拘束し、操り人形にしてしまう能力を持つ。戦闘では他にも火花を放って攻撃も可能。
劇中では大魔女グランディーヌを完全体とすべく、暗黒惑星グランデを地球へ衝突させようと目論み、暗躍した。
活躍
グランディーヌ完全体化の要であり、マイナスエネルギーの塊である惑星グランデの情報を隠蔽し、ゴーゴーファイブに気づかれぬようにすべく岩倉天文研究所を襲撃。
岩倉博士を口からの蔦の様な触手で操り、惑星は無いとモンド博士に告げるも、研究所にナガレが来た為に触手を体から離して一旦身を隠す。そしてやり過ごした後に改めてインプスと共に姿を現し、ナガレを追跡する。
追いついたところにサラマンデスも合流したため、自身は火花で攻撃。
ブルーと戦闘になると、サラマンデスが攻撃された為にブルーを触手で拘束し、再び火花で攻撃する。
その後、岩倉博士の娘であるさゆりの持っているCD-ROMを狙ってサラマンデスと共に再度現れると、今度はゴーゴーファイブ5人と交戦。
ブルーがサラマンデスと戦っている間に4人を縛って攻撃するがブルーに触手を切られてしまい、そのまま反撃されて怯んだところにビッグブイバスターを受けて倒される。
直後にピエールの放った再生カードによって巨大な死霊として復活。
巨大戦ではマックスビクトリーロボを蔦で縛り上げ、自身の動作と同じに操って苦戦させるも、ブルーのゴーブラスターの射撃で蔦を切られてしまい、止めのマックスノバを喰らって爆散した。
一方、持ち出したCD-ROMは偽物に過ぎず、作戦は失敗に終わってしまった。
余談
名前の由来は操り人形の英訳である「パペット(puppet)」から。
声を演じた永野氏は今作がスーパー戦隊シリーズ及び特撮初出演となった。
関連タグ
ギガノイド第8番「ジュピター」:4年後の作品において、同じ様に惑星規模の天体を地球にぶつけようとした怪人。