ナースデッセイ開発秘話

なーすでっせいかいはつひわ

ナースデッセイ開発秘話とは、特撮テレビ番組『ウルトラマントリガー』のスピンオフ作品。正式タイトルは「ナースデッセイ開発秘話～特務3課奮闘記～」。

概要

『ウルトラマントリガー』の放送開始と同じ2021年 7月10日より、「TSUBURAYA IMAGINATION」のスタンダード・プレミアムプランにて配信中のスピンオフ作品。

『トリガー』の前日談に当たり、TPUの技術部・特務3課に配属された本編以前のメトロン星人マルゥルと課長・ホッタの活躍、そしてナースデッセイ号誕生までの軌跡を描く。

基本的には理系社会人の日常系ドラマといった感じで、社会人あるあるネタが満載なため、他とは違った意味で「大人向け作品」と呼べなくもない。

ただし、トリガー本編とリンクする重要なネタを唐突に入れ込んで来るため、油断できない。

『トリガー』の続編である『デッカー』の第5話と6話の間に放送された特別総集編『マルゥルの帰還』は終始特務3課を舞台にマルゥルとホッタで話が進む本作のテレビ出張回ともいうべき内容であり、同時に本作の事実上の後日談にして下記の続編の前日談というべき内容になっている。

『デッカー』のスピンオフとして、2022年10月1日より同じく、TUSUBURAYA IMAGINATION内にて続編『GUTS-SELECT交流記～帰ってきた特務3課～』配信されている。

本作の主人公。

曲者が多い特務3課の面々に不安を覚えながらも、3課の一員として活躍する。

特務3課課長。

中間管理職の悲哀を感じさせる人物。

経理担当。

陰で「冷徹」と呼ばれるほど経理関係には厳しいが、実際には使用目的としてよろしくない場合や何らかの規律違反がある場合のみであり、どちらかと言うと「規則に忠実」と言った方が正しい。普段は愛想が良いらしく、初対面のマルゥルにはフレンドリーに接している。とは言え、ホッタに対してはかなり冷たく当たっている。

『マルゥルの帰還』にて、未登場に終わったが、ホッタの口から「冷徹」に更に磨きが掛かったと明言されている。

ホッタの妻。フレンドリーな性格をしているが、その実、『紫電の鬼百合』の異名を誇る元TPUのエースパイロットで、タツミ・セイヤをちゃん付けで呼ぶなど何気にすごい人。ナナセ・ヒマリの教官でもあり、ヒマリをGUTS-SELECTに推薦したのも彼女。

10年後の『デッカー』では、フラダンスにハマっている。

本編次回作のウルトラマンデッカーにおいてTPU技術部所属のアサカゲ・ユウイチロウの登場が公式で明言されているが、同じ技術部傘下の特務3課と絡みがあるかは不明。