概要
2014年4月から6月にかけておよび2015年7月から9月にかけて、日本テレビ系列(NNS加盟29局)で放送された。
銀行本部にある、問題を起こした支店を指導する「臨店班」を舞台に、支店の窓口係から臨店班に抜擢された女性行員と、元上司の二人が、支店で起きる事件を解決していく。
原作は、大ヒットドラマ『半沢直樹』などで知られる池井戸潤の小説、『不祥事』、『銀行総務特命』(第1シリーズ)、『銀行仕置人』『銀行狐』(第2シリーズ)。
また、漫画版が「Kiss」(講談社)2014年7月号から2015年9月号まで漫画版が連載されたほか、日本テレビと関係が深い読売新聞朝刊でもこのタイトルの小説が2016年1月半ばから10月半ばに掛けて連載されたことがある。
登場人物
本作の主人公。入行5年目で、中野支店でテラー(窓口係)として働き、同僚や顧客から親しまれていた。ある日突然、本部臨店班に抜擢され、元上司の相馬とともに支店で起きた問題を解決してゆく。曲がったことが大嫌いで、たとえ相手が上司でも怯まない。反論する前に、「お言葉を返すようですが」と前置きするのが口癖。
事件の解決も事務処理能力を駆使して行う事が多い。
かつては優秀な融資担当として出世コースを歩んでいたが、当時の上司とのいさかいから臨店班に飛ばされ、出世の道を絶たれてしまう。舞とは中野支店時代の上司であり、最も苦手にしていた。毎回上司達にも歯に衣着せぬ発言をする舞にひやひやしながらも、サポートしている。
離婚歴があり現在は独身。舞の父・幸三が作る料理にはまり、居酒屋「花咲」の常連客になる。
食べ歩きが趣味で、いつもグルメガイドを持っている。
舞と相馬の上司。上の者には弱く、下の者には強気に出る典型的な「小者」タイプ。行内の事情通であり、人事や不祥事などあらゆる噂に明るい。既婚者で、妻とは職場で知り合った。
舞と相馬の上司。物腰柔らかい口調で、行内の人望も厚い。二人にコンビを組ませた張本人で、陰ながら二人の事を応援している。
人事部などのエリート街道を渡り歩いた出世頭で、行内に「真藤派」と呼ばれる派閥を形成し、行内での地位を着々と固めていった。次期頭取候補の一人と言われている。舞と相馬の臨店班が真藤派の行員の不正を暴いていくのを快く思っておらず、目の敵にする。第二シリーズでは、常務取締役に昇格。後述の堂島専務に次期頭取候補の座を巡ってライバル心を抱き、堂島派の支店長が失態を犯すと密かに喜ぶ一方、自分の派閥の支店長の首を次々飛ばしていく臨店班に警戒心を強めていく。
真藤の忠実な部下であり、出世欲が強い真藤派のリーダー。臨店班の行動を監視している。相馬とは同期入社。
舞の父親。自宅の一階で飲食店「花咲」を営んでいる。妻を早くに亡くし、以来舞を男手一つで育ててきた。舞の一番の理解者であり、時に優しく、時に厳しく接し見守っている。原作には登場しない、ドラマオリジナルキャラクターである。
第二シリーズから登場した五反田支店の融資課員。
入行当時は丸の内支店に所属していて相馬が直属の上司で熱心に指導してくれた為、彼を尊敬している。舞の熱い仕事ぶりに好意を抱いており、二人で食事をする機会を設けようとするも、
彼女の鈍感さが災いし、今一つ発展していない。
第二シリーズ7話で、顧客の財務状況が記されたクレジットファイルを盗まれる事件を起こし、責任を取って岡山支店に異動してしまう。
- 堂島正吾(石橋凌)東京第一銀行 専務取締役
第二シリーズから登場。「東京第一銀行を自分の手で大きくしたい」という野心を持った、生粋のバンカー。若い時から常に上を目指し、時には上層部と衝突するのを覚悟で今の地位にのし上がった剛腕。ニューヨーク支社から帰国した直後、次期頭取候補に挙がり、真藤に再会して早々「君の好きにはさせない」と宣言。真藤と静かな戦いを繰り広げている。
余談
主人公の名前のせいで、全く無関係なアニメの主人公と絡めたネタがある。
花咲舞が黙ってない 第10話[終] part5
71 :名無しさんにズームイン!:2014/06/18(水) 23:00:43.50 ID:Yj3bFQJo
花咲つぼみが黙ってない
91 :名無しさんにズームイン!:2014/06/18(水) 23:01:14.85 ID:bWoEcKdR.net
>>71
堪忍袋の緒が切れましたー
花咲なのにつぼみです - ふたろぐばこ-
無念 Name としあき 14/05/12(月)00:06:07 No.260990107
花咲つぼみが黙ってない
また、主人公の名前及び作品名から、上記のアニメと同シリーズの作品のカップリング名をpixivで検索した時にも、この作品のイラスト・小説がヒットする。