概要
日本テレビのドラマ『花咲舞が黙ってない』の登場人物で、もう一人の主人公である男性。演じたのは上川隆也(2014年・2015年版)、山本耕史(2024年版)。
かつて中野支店(原作では代々木支店)でも花咲舞の上司だったが、歯に衣着せぬ物言いをする舞は最も苦手な部下であった。
第1シリーズから6年前は丸の内支店の優秀な融資課行員(原作では赤坂支店の課長代理)だったが、当時の上司(第1シリーズ第2話で登場し、ここでも不正行為を働いた。)の策略にはまり出世コースを外れ、地方店の営業課に異動させられる。
その時は自暴自棄になっていて妻とも離婚し、現在は独身である。
こうした挫折経験から銀行内の理不尽な慣習は仕方ないと諦めていて、臨店に移った当初は波風のたたないよう心がけて仕事をしていたが、舞とコンビを組み、その言動に呆れなが
らもサポートするうちに、徐々に考えを改め、自らも事件の解決に動くようになる。
ちなみに、相馬の元妻は大学時代の同級生であり、第2シリーズ第5話の同窓会で再会した。
冷静で的確な判断力の持ち主で、特に融資関係のトラブル処理では高い能力を発揮する。これまで培って来た幅広い人脈も強み。
言いたい事をすぐ口に出す舞の暴走には日々手を焼いているが、困っている人に寄り添おうとする舞の姿勢には共感している。
食べ歩きが趣味でグルメガイドを持ち歩いており、臨店に行った街で何を食べるかが大きな関心事となっている。舞の父が営む居酒屋の常連客。
第2シリーズにて、丸の内支店で相馬の部下だった松木啓介が登場する。松木は入行当時、直接の上司だった相馬の熱心な指導を受けたため、相馬を非常に尊敬している。
なお、ドラマの原作となった小説『不祥事』にも相馬は登場している。こちらは相馬が主人公で、舞がもう一人の主人公というポジションだった。
余談
2014年・2015年版の演者である上川氏は2024年版にて舞の叔父・花咲健を演じる。