食べ歩き

たべあるき

食道楽の一種で、その土地の名物や名産を食べて回ること。

食べ歩きとは、グルメ/食道楽の一種である。

概説

その土地の名物や名産を、気ままに歩き回りながら食べて愉しむこと。

「歩き食い」と混同されがちであるが、「食べ歩き」は【店々を訪ね回って食事する】ことに意味の比重があるため、屋台や出店といった座席を持たない店舗だけでなく、通常の料理店やレストラン、カフェなども範囲に含まれる。

2000年代以降、観光や町興しの一環として食道楽を呼び込むために、食べ歩きを推進する動きが各地で見られるようになった。

趣味として食べ歩きを公言する人も増えており、かつて単なる「食い意地の悪さ」を暗喩するワードだった「食べ歩き」も、現代では心のゆとりを得るための行為として、市民権を得ている。

バラエティ番組でも食べ歩きは「グルメ旅」と銘打たれ、定番コーナーとして人気を博している。

スタジオを借りる費用を節約でき、店と料理を紹介する傍らで、繋ぎとして番宣やトークコーナーを自然に併催できるため、番組側のメリットも多い。

飲食店としても、店の宣伝効果を狙い通常の料理とは別に食べ歩きグルメを提供している店舗が増えている。

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