概要
鎌倉殿キャスト発表
2022年11月27日『鎌倉殿の13人』第45話終了後、新たなキャストとして主人公・北条義時の五男にして、義時の継室・のえ最愛の息子の北条政村（演・新原泰佑）の出演が発表された。
ところが、政村は2001年の大河ドラマ『北条時宗』で伊東四朗が演じたの政村像があまりに強烈だったために「のちの伊東四朗」と言われることになった。
伊東四朗が演じた北条政村について
詳しくは当該記事を参照するとして、ざっと言えば作中でも執権、連署、そして北条一族の長老として存在感を発揮するが、一方で史実の思慮深さをもった人物とは異なり狸親父のような食えない人物として描かれていた。
また、若年の北条時宗が執権職を辞退し自身が7代執権就任の白羽の矢が立った際は「母上(鎌倉殿ではのえにあたる)、とうとうやりましたぞ」と小躍りをして喜び、それまでの侍烏帽子に替えて立烏帽子を新調するなど、執権職へのこだわりと喜びを表していたが、それは若い時に彼が「伊賀氏の変」に巻き込まれたことも意味している。
類似例
時宗に登場した人物の中で何人かは鎌倉殿にも登場しているが、鎌倉殿では幼児～若輩で登場しているため「のちの○○」とネタにされたりしている。
なお、重時については幼少時のみしか登場していない。
余談
『鎌倉殿』の序盤から中盤にかけて登場した、西田敏行演じる後白河法皇は、法皇の曽祖父にあたり2012年の『平清盛』にて伊東が演じた白河法皇に似通る面があると言われる。
が、畏怖を前面に押し出した伊東白河に対して、『鎌倉殿』における西田後白河はコメディ調の演出も多く、その点「白河法皇より『時宗』の政村のようだ」とする意見もある。
