本姓は藤原兼実。摂政・関白藤原忠通の六男で、同母兄弟4人の中の長子。通称、後法性寺関白。朝廷における源頼朝の協力者として知られる。
九条の苗字は他の藤原氏との区別のために発生したと思われ、京の九条に館があったことからその家号を用い「九条殿」と呼ばれていたようである。
九条家とそこから枝分かれした二条家・一条家という藤原五摂家(摂関家)に数えられる三家の祖。
有職故実な作法やしきたりをよく識る人物として知られ、当人が約40年間書き綴った日記『 玉葉 』で有名な人物。
この日記は当時の状況を知る一級史料であり、そのおかげでこの人物及び周辺人物の経歴が知ることができる。
他の著作に『魚秘抄』『摂政神斎法』『春除目略抄』がある。
本姓は藤原兼実。摂政・関白藤原忠通の六男で、同母兄弟4人の中の長子。通称、後法性寺関白。朝廷における源頼朝の協力者として知られる。
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九条家とそこから枝分かれした二条家・一条家という藤原五摂家(摂関家)に数えられる三家の祖。
有職故実な作法やしきたりをよく識る人物として知られ、当人が約40年間書き綴った日記『 玉葉 』で有名な人物。
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