ハム子
はむこ
概要
ゲーム『ペルソナ3ポータブル』において新たに追加された女性主人公。
公式では「P3P女性主人公」「P3主人公(女)」「P3P主人公(ペルソナQ2での表記)」「P3PW(=P3P女性主人公)」などの表記が使われている。
公式で設定された呼称は存在しないが、発売前の画像で名前が「主人 公子」であった為、「公」の字を分解して自然と「ハム子」の呼び方が定着した。
ファミ通では「月光 ルナ子」とも名づけられたことがあった。
舞台版及び『パズドラ』コラボでは「汐見琴音」と名付けられている。
ちなみに英語圏のファンは「Minako」と呼ぶ人が多い(有里湊のもじり)。
ハム子のコンセプトについてはファミ通の特設サイトでも語られている。→https://www.famitsu.com/blog/p3p/1227155_2045.html
『ペルソナ3』の公式設定資料集とは別に出版された、『ペルソナ3ポータブル』の公式ファンブックにおいては、「彼女は彼(キタロー)と等価値でありながら、背中合わせに存在する」と書かれており、テーマカラーや性格などが正反対になるように描かれている。
※作品ジャンルをタグ付けする際はペルソナ3ポータブル、あるいは「P3P」のタグがしばしば使用される。(検索しやすくするため、または、あくまで彼女は「P3P」女性主人公であって「P3」主人公ではないという原理主義派が存在するため)
人物
2009年4月に港区の私立月光館学園高等部2年F組に転校してきた。
10年前、シャドウ研究所の爆発事故で両親を亡くし、それ以来各地を転々とする。
転校して早々、シャドウの襲撃に際してペルソナ能力を発現させたことから、特別課外活動部(通称S.E.E.S.)では現場リーダーを任せられることになる。
「どうでもいい」が口癖のアンニュイな男性主人公とは真逆で、「バッチリ!」「がんばろっ!」などの選択肢が多い明るく溌剌とした少女。
ステータスも置き換えられている部分があり、魅力MAXだと「美しき悪魔」、勇気MAX手前だと「肝っ玉母さん」と評される。
また、ペルソナQ2では、ひかりに積極的に話しかけており、その光景を見たコミュ障がちの佐倉双葉からは「スゲー…コミュ力MAXだ」、喜多川祐介からは「おれたちに不足しがちな陽のパワーを感じる」、などと評されるコミュ力の塊であり、初対面相手にも分け隔てなく友好的に接するためすぐに打ち解けている。
戦闘力
その他
女性主人公を選択する事で、下記の例のように様々な追加・変更要素が発生する。
- ユーザーインターフェースがピンクを基調にしたカラーリングになる。
- 新規追加キャラであるテオドアを登場させられる。
- (選択次第でエリザベスを登場させることも可能)
- 戦車・隠者コミュが新規女性キャラクターに変更。
- 仲間の男性メンバー+αともコミュ活動可能。
- (一部コミュの担当キャラがP3、P3Fから変更され、差し変わっている)
- 仲間の女性メンバーともコミュ活動可能(多少ストーリーや開始条件に差異がある)。
- また、コミュMAXにするにあたり恋愛関係になるのを避けられない男性主人公とは異なり、女性主人公では「特別な関係」になるかを選択することができる。恋人フラグを立てたかどうかで変化するが、そもそもフラグが存在しないキャラもいる(友人ルートのみのキャラなど)。
- 作中に流れるBGMが一部、女性主人公専用のものになっている(戦闘曲、番人ボス、校内、放課後など)。
- P3Fで追加された隠しイベントに加え、条件を満たせば更にもう一名の結末が変わるようになっている。
出演・関連作品
- ペルソナ3ポータブル
- ペルソナQ2:キタローとは平行世界から来たという設定で登場
- P4U2:参戦はしていないがオンライン対戦で使えるアイコンの一つに登場
- ペルソナ3ポータブル ベルベットブルー(ファミ通文庫)
- ドラマCD ペルソナ3ポータブル Vol.1
- 舞台 ペルソナ3 The Weird Masquerade