概要
【破壊力 - 0 / スピード - B / 射程距離 - 約3km四方 / 持続力 - ? / 精密動作性 - ? / 成長性 - ?】
第6部「ストーンオーシャン」に登場する「エンリコ・プッチ」のスタンド。
プッチがDIOの骨から産まれた緑色の赤ちゃんと融合して「ザ・ニュー神父」となり「ホワイトスネイク」が進化した姿。
緑色の赤ちゃんとホワイトスネイクそれぞれの特徴を受け継いだ容姿をしている。
重力を逆転させる能力と、それを利用した物体を裏返しにする力を持つ。
C-MOON自体はまだ進化の途中の姿、言わば蛹の様な状態に過ぎず、これに「時」(新月)と「場」所(ケープ・カナベラル)という条件が揃うことでさらに進化する。
名前の元ネタはポール・マッカートニーとウイングスの同名楽曲。この曲の「僕はきっと天国へは行けない」という歌詞もまた作中での更なる進化と事の結末を連想させる。
能力
約3km四方の重力がプッチを中心に逆転する。
その重力はプッチから放射状に広がり、周囲はプッチのいる場とは逆の方向に重力がかかる。
プッチが地面に立っていた場合、プッチの頭上にいると空(宇宙)へと引っ張られ、プッチの横にいれば地面に水平な状態で彼のいる場とは逆方向に引っ張られて(落ちて)いく。つまり周囲の人間がプッチと対面すると必ず自らの頭の上にプッチが来るということ。
またその能力を利用して触れたものの表裏を裏返しにする事が可能。
触れられたものは服を裏返す様に表と裏が裏返り、人体など容易に裏返せないものは強烈な損傷が伴いながら強引に裏返る。例外としてプッチ自身の肉体は損傷も無く自由に裏返す事が可能で、これを利用して攻撃を避けたりもした。
このスタンド自体に破壊力は皆無だが、物体の硬さ・大きさに関わらず裏返しに出来るこの力は非常に驚異的である。
ただ弱点も存在し、裏返った部分に触れると、また裏返る為、裂けた部位などはそのままではあるが元の状態に戻ってしまう。またこの反転能力は表裏の概念が無い物は裏返せない為、通用しない。空条徐倫はこの弱点を付き、裏返された部分をもう一度触らせたり、自らの体を表裏がないメビウスの輪に変化させる事で対抗した。
当初は自律操縦型だと思われていたが、実際は遠距離型スタンドである。
作中で何度か言葉を発したりプッチがC-MOONに呼びかけたりしている点からホワイトスネイク同様、自我があるものと思われる。
担当声優
関智一(TVアニメ版)
関連タグ
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