概要
パルデア地方のアカデミーにて美術講師を請け負っているトレーナー。
ジムバッジを2個以上入手すると授業に出席できる。アシスタントはフカマル先輩。
授業内容は美術…というよりもテラスタルに関する知識など実用的な内容を扱う事が多い(バトル学担当のキハダ先生からの意向でもあるようだ)が、本分としては本作の世界観を楽しむ事がメタ的なテーマである。
美術室には生徒が描いたと思しきポケモンの絵やムクホーク、プリンの彫像(前者の元ネタはサモトラケのニケあたりだろうか?)などが飾られている。
ジムバッジを2個入手するとジムを去る際に登場し、自身が四天王の一角であることを明かす。チャンピオンロードのストーリー中でもジムバッジを着実に入手していく主人公に対してバトルを楽しみにしていると、たびたび激励する。
また、アカデミーで授業を受けて彼との絆イベントを進めれば、ドラゴン使いであることも判明する。
授業のアシスタントがフカマル先輩だったり、イベント中にドラゴンつかいの女性NPCが登場することがヒントになっている。その詳細についてはこちらの記事を参照。
容姿と人物像
後ろ髪を結んだ金色のワンレングスヘアが特徴的な男性教師で、緑色のスーツと赤いネクタイを着用している。
オレンジ色の目にはハイライトがなく、強者の風格を漂わせている。
稀に「ますです」と語尾に付く丁寧な口調で話し、一人称は「小生」で二人称は「〇〇くん」。
些細な出来事で感動したり、熱く語ったりする生真面目かつ感受性豊かな人物（本人曰く、感情がだいばくはつしてしまうらしい）。感情が爆発した際には周囲が引く程の大泣きをする。
度々ことわざを引用するなど人生経験や知識の豊富さを覗かせている。
生徒一人一人の感性を大事にしているのか、テストで甲乙付けるのは苦手らしい。
芸術家兼ジムリーダーとして有名なコルサの恩師でもあり、互いに「ハッさん」、「コルさん」と呼び合うほどに仲が良い。
美術を「人生に必要のないもの」としつつも、森羅万象に疑問を持ったり、美しさを見出したりと日々に彩りを加える「あった方がより楽しいもの」と結論付けている(しかし、「テラスタル」の変更方法など、彼の授業内容は明らかにプレイする上で重要な事を言っていたりする)。
余談
元ネタ考察
以下、考察を含みます。
その風貌からファンの間では「3年B組金八先生」の主人公、坂本金八がモデルではないかと考察されている(初期の頃の髪型が特に似ている)。
非常に生徒思いで、生徒達の著しい成長に感激したり、生徒の非行に涙ながら激昂したり、
生徒よりも保身に走りがちな学校側と対立した事もあった。
一部の生徒からは「金ぱっつぁん」と呼ばれ、慕われていた。
(金髪+八朔で「金八」のオマージュではないかという冗談めいた説もチラホラ)。
また、演者繋がりで101回目のプロポーズ的なネタ系イラストもある。
金八先生のエピソードで「腐ったみかん」が有名だが、名前の元ネタであるハッサクは柑橘類の一種である。
作中で「光陰矢の如し」という諺を引用しているが、海援隊が手がけた『3年B組金八先生主題歌集』のタイトルも「光陰矢のごとし」である。
金八役の武田鉄矢氏は元々海援隊と言う音楽グループとして活動しており、その後は俳優としても活動するようになった方である。
ただし、金八先生はあくまでも国語教師であって、美術教師ではない。
また、ハッサクという名称は坂本龍馬が考案した「船中八策」にかけたものという説もある。というのも、金八先生には坂本龍馬に憧れ尊敬している設定がある。実際、金八の自宅には龍馬の写真が飾られており、自身の子供である坂本乙女は龍馬の実姉の名前からそのまま付けた(武田氏の強い要望でそのような設定になったらしい)。
以下ネタバレ
元々はドラゴン使いの一族（フスベシティ或いは流星の民の一族かは不明）出身であり、父親がその長という重職を務めていた。
背中に短いマントを模した服装には、無意識に繋がりが残っていると思われる。
しかしハッサクは若いころ一族に反抗し、実家を出奔する際に「音楽で食っていく」と言って飛び出したと語っているが、何らかの成り行きで教師へと就任し、現在に至る。
イベントでは彼の親戚(ヒガナ或いはドラセナに似た容姿の女性)が「学校には来るな」という通達を無視して来訪。ハッサクの父親が倒れた為、一族に戻って新たな長になってほしいと何度も催促しに来る。
だが本人は「もう自分は教師であり、子供たちを育てたい」という考えから断っており、父親が倒れた話も強引に連れ戻そうとする為の嘘という可能性が高い模様（向こうは諦めておらず、今後もハッサクを連れ戻しに行く気らしい）。
なお、唯一先生と四天王を兼任しているので、クリア後に挑める学校最強大会(二回目以降)では稀に決勝戦で戦うことが可能となっている。今作は何度も再戦できないトレーナー(四天王含む)が多いので、何回も再戦出来ることが嬉く思うプレイヤーが多い。
関連タグ
アカネ：ふとした時に感情が爆発して大泣きするトレーナー繋がり。
ハッサム：一字違い。
その他
佐野万次郎：髪型と目元が非常に似ており、一部ではあろうことか老けたマイキー等と呼ばれている。
藤原竜也：号泣している際の、台詞の殆どに濁点(゛)が入るところからこの人物を連想した人も多い。名前にドラゴン(竜)が入っている点も共通。なお、氏は映画の「光輪の超魔神フーパ」にて、とある重要な役の声を出している。
