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日英同盟の編集履歴

2023-01-12 21:35:19 バージョン

日英同盟

にちえいどうめい

1902年に調印・発効された日本とイギリスの軍事同盟。第一次大戦後まで日本の外交基盤となった。

曖昧さ回避

本サイトにおいては『Axis Powers ヘタリア』のイラストが多い。そちらは島国同盟を参考。

日英同盟 (締結日:1902年1月30日)

条項の概要

清韓二国内で

  • 締結国の一方が他国と交戦した場合、好意的中立を維持すること
  • 締結国の一方の交戦国が複数になった場合、もう一方の国が友軍として参戦すること
  • 有効期間を五年とすること

第二次日英同盟 (締結日:1905年8月12日)

条項の概要

  • 清国に関する両国の既得権益と商業機会均等を保証すること
  • イギリスのインド帝国での権益と日本による韓国保護国化を相互に承認すること
  • 清韓印三国のいずれかで締結国の一方が一国以上と交戦した場合、もう一方の国が参戦すること
  • 有効期間を十年とすること

 第二次日英同盟はポーツマス条約とほぼ同時に締結された。主な変更点は、相互承認する権益の範囲の拡大と参戦義務の強化の2点。また特定の敵国は想定していない。


第三次日英同盟 (締結日:1911年7月13日)

 第二次日英同盟の内容とほぼ同じだが、締結国の参戦義務の対象となる交戦国から特例としてアメリカ合衆国を除外。

 その後、第一次世界大戦後の1921年に、日英の中華民国での利益対立とアメリカの反発を受けて、満期により同盟解消。

日英同盟の復活?(2023年1月12日)

日本の岸田文雄首相(自由民主党)が訪英。イギリスのスナク首相(保守党)と会談し、日英円滑化協定が締結された。日英同盟の復活は安倍晋三元首相や玉木雄一郎国民民主党代表が以前から提唱しており、岸田首相が締結へと結実させた。

その内容は下記の通り。

  • 自衛隊とイギリス軍の協力が加速
  • お互いの国に軍隊を配置可能
  • イギリスがインド太平洋地域の安全保障に参加
  • さらに大規模な演習および部隊配置で協力

このような協定を結ぶのは日米安保条約を除けば韓国に次いで2例目であり、当然ヨーロッパの国との締結は初となる。

内容を見ればわかる通りロシアによるウクライナ侵攻台湾有事など激変する世界情勢に対応するための実質的な防衛同盟であり、イギリス政府は「日英同盟以来の両国に関する最も重要な防衛協定である」と声明を出した。

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