曖昧さ回避
- キンポウゲ科イチリンソウ属(アネモネ属)に属する草花。本項で解説
- 『交響詩篇エウレカセブン』および関連作品の登場人物。本項で解説
- 『牧場物語 ようこそ!風のバザールへ』の登場人物。
- 『フラワーナイトガール』の登場人物。→アネモネ(花騎士)
- 『NieR:Automata』の登場人物。
草花
キンポウゲ科イチリンソウ属(Anemone属)の植物。一般的にはそのうち、栽培種のアネモネ・コロナリア(和名ボタンイチゲ)を指す。アネモネ・コロナリアはアネモネ・ホルテンシスやアネモネ・パボニナなどの原種からヨーロッパで作出されたものである。
アネモネと呼ばれる草花には、コロナリア種のほかアネモネ・バージニアナがある。これは球根ではなく宿根性の多年草である。ニリンソウ、シュウメイギクも同属だが、アネモネとはあまり呼ばれない。
アネモネ・コロナリア
花は春先(品種により冬〜初夏まで幅がある)に咲き、赤、紫色、白、ピンクが多い。色鮮やかな花弁状に見えるのは萼片。本来は一重咲きだが、八重咲き種もある。寄せ植え用の背の低い品種(草丈20cm程度)から、切り花用の背の高い品種(50cm程度)まである。
涼しくなる秋に芽を出し、夏は休眠する。一般に球根から栽培する。日当たりと水はけのよい場所に植え付け、適切に管理すれば何年も花を咲かせ続ける。
なお、キンポウゲ科の植物の例にもれず毒を含んでいるので、茎を折ったときに出る汁に触れると炎症を起こす恐れがある。
花言葉
- はかない恋、恋の苦しみ、薄れゆく希望
- 見放された、見捨てられた
- 嫉妬の為の無実の犠牲
- 辛抱、待望、期待、可能性
- 清純無垢、無邪気
- 君を愛す(赤)
- 真実、真心(白)
- あなたを信じて待つ(紫)
関連タグ
イソギンチャク:英語で【sea anemone】と表す。
外部リンク
- アネモネ - Wikipedia
- 【切ない恋の花】アネモネ特集 - pixivision(2015年11月10日)
- 風に揺れる恋の花。アネモネを描いたイラスト特集 - pixivision(2018年6月26日)
エウレカセブン
交響詩篇エウレカセブン
ピンク色の長い髪と表情豊かな切れ長の目が印象的な少女。
塔州連邦軍・アゲハ隊所属の黒いKLF、ニルヴァーシュ TYPEジ・エンドのパイロットでもある。金色の首輪はエウレカとお揃いのデザイン、そのほか様々な場面でエウレカと対比される存在である。
とにかくわがままで奔放、気が強く横柄で、他人を見下した言動が多い跳ねっ返り。デューイを慕っており、彼だけには愛想良く振る舞う。
彼女の補佐として着いたドミニクを扱き使ったり八つ当たりしたりと、大体の憂さはドミニクに吹っ掛け、彼をほとほと困らせている。ガリバーと名付けた謎のペットを飼っている。
KLF(作中の巨大ロボット)のパイロットとしては破格の技量を誇り、狂暴化を促す投薬の影響もあって、歴戦の猛者たるホランドをも退ける。同時に文字通りの狂戦士となっているため、言葉も戦闘も大変好戦的で荒々しい。
のちにジ・エンドを乗りこなすために肉体が過度に弄られていることが示唆されており、その反動でたびたび頭痛に苛まれ、常人には致死量の沈静剤を投与されている。
ドミニクが塔州連邦から離反した際にはショックを受け、以降はそれまでのじゃじゃ馬ぶりは鳴りを潜め、陰りのある表情が多くなる。同時にそれまで無自覚だったドミニクに対する想いも徐々に自覚していくことになる。
アゲハ構想最大のキーマンとして、コーラリアンの司令クラスター破壊を任命される。
その作戦の真っただ中で明かされる彼女の胸中は、それまでのじゃじゃ馬娘な彼女とは正反対のとても華奢で乙女な年頃の少女としてのとても切ないものである。この純度120%の乙女心とその後の怒涛の展開から、エウレカセブンでも屈指の人気キャラとなっている。
pixivではエウレカと対を成すように、はたまたドミニクとの仲睦まじい姿が描かれている。
ポケットが虹でいっぱい
被献体六号と呼ばれることも多い。
TVシリーズとは全く性格が異なり、言動が落ち着き払ったミステリアスな淑女であり、終盤で月光号のメンバーを導くキーパーソン。
ある実験の影響で老化が促進されており、老婆の姿で登場するが、TVシリーズでの容姿での活躍もある。
ハイエボリューション
2作目『ANEMONE / 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』では主人公を務める。
国連所属組織アシッドのメンバーであり、人類の仇敵であるエウレカセブンへ精神ダイブする。
仲間の支えやダイブした世界での出会い、亡き父の記憶によって成長していき、自身が暮らす世界と一人の少女を救うために奮闘する。
本名が別途設定されており「石井・風花・アネモネ」と名付けられた。日本人の男性「石井賢」と外国人の女性のハーフである。
ミドルネームではなく、名前が二つあると言及されており、風花とアネモネは父母両方の国の言葉に因んだもの(アネモネの花は『風』を意味するギリシャ語を元に名付けられた)。
たいへん強気で不遜な言動を取ることも多いが、過大な重責を抱えるメンバーを気遣ってのもの。
また母親は物心つく前に、父親も幼いころに亡くしており、気丈さは自身が孤独に耐えるための盾でもある。実際は寂しさや恐怖を胸中に隠した少女である。
特徴的なつり上がった三白眼をほとんど見せなくなったため顔の印象も大きく異なり、声質もより力強いものになったので、いよいよ髪色ぐらいしか一致点が無くなってきた。
10年後を描く3作目『EUREKA / 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』では独立師団無任所部隊A.C.I.D.の機動部隊ブエナ・ビスタ隊隊長に就いている。
エウレカの監視任務も兼任しており、エウレカとの関係は「父親の仇」であり「無二の親友」でもある。
エウレカのサポートを行うのだが、ミーティングのメールを見ないなど鍛練以外でずぼらで酒飲みな彼女に手を焼く事もある。
関連タグ
シロ・鷹見水名月(デッドマン・ワンダーランド) - 彼女をモデルにしたキャラクター