CV:辻谷耕史(TV版、ハイエボリューション1)→藤原啓治(ANEMONE/ハイエボリューション)→大川透(パチスロエウレカセブン3)→山寺宏一(EUREKA/ハイエボリューション)
概要
王家の血を引くノヴァク家の長男。ホランド・ノヴァクの兄であり、上官だった男。36歳。身長181㎝くらい。階級は当初中佐だったが、のちに大佐。愛読書はフレイザーの金枝篇。
かつてはホランドにとって優しく優秀な自慢の兄であったが、権力者であった父が母に無謀な出産でホランドを生ませて死なせたことを憎み、青年時代に「王殺し」と称して父を殺害する。
その後ホランドと共に放浪の旅に出て、塔州連邦軍に入隊し情報部に配属される。
アニメ本編より数年前、アドロック・サーストンに賛同し彼の提唱した「アゲハ構想」と呼ばれる計画を指揮していたが、ホランドの反乱とエウレカの出奔により計画は中断、その責任を取らされる形で軍籍を剥奪され、幽閉されていた。
しかしニルヴァーシュがセブンスウェルを引き起こしたことでアドロックの仮説が証明され、軍務へと復帰。事態に対処すべく塔州連邦軍最高司令官として特別編成部隊アゲハ隊とアネモネを率いて塔州軍統幕本部の指揮をとる。
その最中、塔州連邦政府の実質的な最高権力機関『賢人会議』のコーダを懐柔し、首都でクーデターを引き起こして、賢人会議の残りのメンバーであるクゼミとブラヤを殺害、連符政府の実権を掌握する。
そして自分の肉体にコンパクドライブを埋め込んだ上、コンパクフィードバックシステムを利用したシステムにより自らの命を間接的に星と繋ぐ人質とし、スカブコーラル及びスカブが生み出すコーラリアン殲滅を目論んで人命を無視した非道な作戦でスカブコーラルの中枢たる指令クラスターの位置を探し求める。
実弟であるホランドには期待をかけていたが、軍の脱走という形で裏切られたことで失望。互いに憎み合いながら激しく対立し、そのすれ違いは最後の最後になるまで解けることはなかった。
また、タルホ・ユーキの元恋人でもあり、ホランドについていった彼女のことを、ホランドへの侮蔑も込めて「お古」と呼んでいる。
終盤ではホランドとの死闘を繰り広げ、彼の攻撃によって致命傷を負ったことで敗北し、スカブのせいで滅茶苦茶になった世界への絶望と呪詛を吐きながら凄惨な最期を遂げた。
キャスト変更に関する余談
『ANEMONE/ハイエボリューション』ではテレビシリーズや旧劇場版に引き続き辻谷氏が担当する予定だったが、公開直前の2018年10月17日に急逝してしまう。
その後、後任キャストにホランド役の藤原啓治氏が登板することが発表された。2016年に藤原氏は病気療養による活動休止を発表しており、ホランド役は森川智之氏に交代していたが、本作でホランドの兄として『エウレカセブン』に復帰。『エウレカセブンAO』におけるレントン役を含め、3役を受け持つ形になった。
しかし、藤原氏も2020年4月12日に逝去。藤原氏が亡くなる数か月前に配信されたWebアニメ『パチスロエウレカセブン3』では大川透氏が担当している。
大川氏はあくまで代役扱いだったようで、2021年11月26日公開予定の『EUREKA/ハイエボリューション』では新たに山寺宏一氏が配役されることになった。
結果、『ハイエボリューション』シリーズの間で声優が3度交代することになった。
漫画版でのデューイ
基本的な設定はアニメと変わっていないが、彼自身の異常性が強調されており、兄弟間の愛憎を克明に描写している。
兄弟同士の死闘で戦死する際、死に際に弟への想いを吐露しており、青年時代にホランドを墜落事故から庇った際、片足を失った過去が明かされている。
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劇場版でのデューイ
劇場版ではデューイ・ソレンスタムと言う名前になっている。
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関連タグ
シーブック・アノー:中の人が同じ兄貴キャラ。ただしこっちは主人公。