ウエスター
うえすたー
概要
CV：松本保典
管理国家ラビリンスの幹部で、行動的な肉体派。
ラビリンス三幹部の中で出撃回数が最も多い。筋トレが趣味だったりと脳筋を地で行くタイプであり、頭脳派であるサウラーとは対照的になっている。但し人間達を攻撃するという精神は変わらない。
作中でもレベルが高い容姿と設定されており、街に現れるだけで女性が寄ってきて逆ナンされたりしていた。公式サイトの説明文によれば「硬派なイケメン」。
…のはずだったのだが、何をどう間違えたのか、話が進むにつれどんどんギャグ要員となっていき、気づけば主婦から銅像や焼きそば屋台のあんちゃんなど様々な役どころをこなせる、すばらしい万能型ギャグイケメンと化していた。
まさに愛すべき馬鹿である。しかし本人の戦闘能力はプリキュアよりも上で、本気になるとかなり手強いのは変わりない。
愛称は「西さん」。
ナケワメーケを召喚する際のダイヤの色、およびパーソナルカラーは黄色。（風水で黄色は西を表す色である）
身内同士の仲が決して良くないプリキュア敵キャラクターにあって、仲間意識が強く、イースがナキサケーベを生み出し消耗していた際には「後は任せろ」と声をかけたり、イースが東せつな・キュアパッションに転生してからは、事あるごとに戻ってくるよう呼びかけており、最終決戦時にはこのことについてパッションから感謝されている。
西隼人
人間界へ行く際は小麦肌の金髪青年に姿を変える。この時の名前が「西隼人」。彼が視聴者に西さんと呼ばれる所以がここにある。
この姿でもやっぱり愛すべき馬鹿であり、毎日筋トレが欠かせない。ちなみにピアスは外れている。
武勇伝
それではここで約一年に渡る、彼の武勇伝をご覧頂こう。
- 占いの結果を伝えると言っておきながら精神論を展開し、突っ込まれる。
- 遊園地でクールにきめながらパンダのオモチャに乗っていた（100円入れてハンドルで運転するアレ）。
- 美女に囲まれながらお花見してもイケメンのありがたさを理解せず。
- イースとサウラーにイヤミを言われて反撃かと思ったら逆に「知恵を貸してほしい」とお願いするほど。
- FUKOを生み出すはずのナケワメーケで町中に笑いを作り出す。
- 自らの不幸でFUKOゲージをためる。
- 銅像の姿で諜報活動。
- 主婦姿でも気づかれない会話スキルと変装スキル。
- しかし↑2つ含む、諜報姿は全部カオルちゃんにばれていた。このときからドーナツ好きになる。
- 未覚醒のプリキュア4人目がいることを知り、チーム戦になると3対4で不利になることを人形を使って説明。
- しかしイース様からは「私たちがチームだなんて、虫唾が走る」と一蹴される始末。
- 激怒して「今食ったドーナツ返せ!!」と叫ぶが、自分を置いて4人目の芽を摘みに行こうとする2人。
- 海に向かっているはずなのに山行きの電車に乗っていた。
- 山から根性で川を下って海までやってきた。
- が、到着が夜だったため、浜辺には誰もいなかった（よってFUKOを集められず）。
- 祭りの会場にてプリキュアと戦うナケワメーケに指示を出しつつ、自分はお面を付けてヤキソバ作り。
- 前後の海回と祭回では遊ぶ気も満々。
- ヨーヨー釣りに失敗し「おじちゃん、下手」と子供に言われる始末。「お兄さん、いや、お兄様だろ!」とマジになって言い返す。
- 特技：サーフィン、やきそば作り、ヨーヨー釣りは練習中。
- しかし出無精のサウラーが中々出動してくれないので、遊びも仕事もこなさないとならなかった。実は働き者なのである（というかサウラーが出てきた場合はたいていトラウマものの作戦が実行されるので、やむを得ないがウエスターには頑張ってほしいところである）。
- クールに音楽聞いているイケメンが、ドーナツ1つで台無しになる。
- 甘酸っぺえものや光景には赤くなるぐらい純情。
- プリキュアへの怒り ＜ 雑誌での自分に対する扱い方の小ささ
- 生まれて初めて食べたたこ焼きに感動。たこ焼きを独占するためにナケワメーケで街を蹂躙する。
- プライベートで沖縄旅行、しかもインフィニティレーダーが反応した事に「おっ、ラッキー」
- 変身前のプリキュア×3が背中に落ちてきた上に踏まれたまんまで変身された。
- そして変身完了後、ダイイングメッセージの如く地面に「西」と書かれていた。
- タルトと追いかけっこして、手すりに首を挟んだり、階段を転げ落ちたりした。
- パッションの「ウエスター、目を覚まして!」に対して「俺はばっちり起きてるぞ!」と回答。
- ドーナツはひそかに作り方を覚えたため、ラビリンスのような世界になっても1人で食べ放題だと豪語
- ラブたちと和解、帰郷の際もちゃんとカオルちゃんのドーナツを持ち帰り
…といった数多くの伝説がある。
単なるギャグという訳ではなく、彼の育ったラビリンスは文字通り全てが総統メビウスによって管理されている世界。そこから幹部として抜擢され、ある程度解放された彼は、人間界にてそのフラストレーションを発散しているのである。
と考えれば、何とも微笑ましく、応援したくなる姿と言えるだろう。
