名もなき大きな妖精
なもなきおおきなようせい
曖昧さ回避
実装形態 | 恒常 |
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式 | 支援式 |
気質 | 微風 |
拡散 | 時計草 |
集中 | フェアリーボール |
スペカ1 | 交換『チェンジリング』 |
スペカ2 | 捏造『コティングリーの妖精』 |
ラスワ | 『エヴリデイ・マジック』 |
概要
紅い霧に包まれた世界の紅魔館に住む力の大きい妖精。
L1世界の大妖精と同様チルノの友達として過ごしているが、異なる点としては「気まぐれでいたずら好き、後先考えずに行動する」こと。紅魔塔260階のストーリーでは性格が似ている小悪魔と気が合う描写が見られる。
原作ではスペルカードも持たない程度のモブキャラクターだったが、この世界では周りの妖精たちや精霊たちの弾幕を元にしたスペルカードまで所持している。
プレイアブル化
実装形態 | フェス限定 |
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式 | 妨害式 |
気質 | 小風 |
拡散 | スノースピリッツ |
集中 | レイクフェアリーズ |
スペカ1 | 風符『シルフィード・ジ・エレメンタル』 |
スペカ2 | 湖符『ヴィヴィアン・ザ・ガーディアン』 |
ラスワ | 『カメリア・タイタニア』 |
余談
気質は『小風』。わずかに吹く小さな風のこと。
スキル「始まりのノーナ」「中継ぎのデキマ」「終わりのモルタ」の元ネタは「運命の三女神」と思われる。本来は誕生の女神だったが、運命の神としての属性はギリシア神話のモイライから借用されている。
- まずノーナは「現在」もしくは「人間の出生」を司り、運命の糸を紡ぐ役割を担っている。
- 次にデキマは「過去」または「人間の結婚」を司り、運命の糸を配る役割を担っている。
- 最後にモルタは「未来」もしくは「人間の死」を司り、運命の糸を絶つ役割を担っている。
特性1の名称「エーテル体」は、我々の肉体の一層外側の『体』のこと。活力体、生気体とも呼ばれる。普通に見ることができる物質的な肉体と重なって存在していて、特殊能力か何かがない限り見ることができない。エーテル体より外側の層の体は「アストラル体」「メンタル体」「ゴーザル体」と呼ばれる。
特性2の「生命磁気」は恐らく「生体磁気」を元ネタとしている。生体磁気は生体信号の一種で、心拍・脳波・運動などの生体現象によって体内にイオン電流が流れることによって生じる磁場である。現実世界では診断や研究などに用いられる。それに因み、ここでは結界異常「帯電」を一枚相手に付与する効果を持っている。
特性3「ガイアの意思」の"ガイア"は、ギリシア神話に登場する女神。地母神であり大地の象徴と言われる。カオスから生まれ、タルタロス、エロースと同じく世界の始まりの時から存在した原初神とされる。
また、イギリスの生態学者であるジェームズ・ラブロック氏が提唱した「ガイア理論」も元ネタとしていると思われる。ガイア理論は地球と生物が互いに影響しあうことで、地球がまるでひとつの生き物のように、自己調節システムを備えるとする理論のこと。
スペカの名前はそれぞれ風を司る精霊シルフ(シルフィード)とアーサー王伝説の登場人物の名前「ヴィヴィアン」が由来。
ラストワードの名称「カメリア・タイタニア」は、ツバキの学名「カメリア」とウィリアム・シェイクスピアの戯曲『夏の夜の夢』に登場する妖精の女王「(タイタニア)ティターニア」を由来とする。
原作ではスペルカードが無いはずの大妖精がスペルカードを使用しているのは、小悪魔と同様でこの大妖精が住む世界で『異変が長期化した影響』と考えられる。なお、神主ことZUN氏は『幻想掲示板』にて「「紅魔郷」2面と4面の中ボスは誰なんですか?」という質問に対して「(略)余裕があったら、こいつらにもスペルカードを持たせるつもりだったんですが余裕が...でも、名前は無いです(^^;」と回答している。