概要
東京都中野区本町二丁目と、同区中央二丁目とに跨がる東京メトロ丸ノ内線・都営地下鉄大江戸線の駅(M06/E30)。
丸ノ内線は本線と方南町支線が分岐する。
都営大江戸線は首都高速道路と競合することから、首都高速山手トンネルと大江戸線との一体構造で建設され、その駅部は開削延長160m、地下5層(中間階含む)構造となっている。掘削深さは首都高速道路部が24.5m、大江戸線部が36.8mで、山手トンネルは丸ノ内線のわずか2m下、都営大江戸線の5m上の隙間を通す形となった。
駅構造
共に地下駅。
東京メトロ丸ノ内線
島式ホーム2面3線で、方南町支線が主に使用する2番線は両側にホームを持つ。丸ノ内線は銀座線と同じく第三軌条方式だが、当駅2番線は北側直下に第三軌条があり、転落時に感電する危険性が高いことから、レールおよび防護カバーは警戒の意味で赤色に塗られ、さらに第三軌条の側面にも防護カバーを取り付ける措置がとられた。現在は可動式ホーム柵設置により、転落対策がより強化されている。
都営大江戸線
島式ホーム1面2線。
利用状況
2020年度の1日平均乗降人員は、丸ノ内線が55,735人、都営大江戸線が30,796人である。
隣の駅
東京メトロ丸ノ内線 | 荻窪、方南町方面 | 大手町、池袋方面 | |
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本線 | 新中野駅(M05) | 当駅 | 西新宿駅(M07) |
方南町支線 | 中野新橋駅(Mb05) | 当駅 | 西新宿駅 |
都営大江戸線 | 六本木方面 | 光が丘方面 | |
西新宿五丁目駅(E29) | 当駅 | 東中野駅(E31) |
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