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変身障害の編集履歴

2023-04-17 04:06:15 バージョン

変身障害

へんしんしょうがい

『変身障害』とは、藤崎慎吾の小説。

概要

早川書房から発売されている雑誌『SFマガジン』2015年8月号に掲載された小説。同社から発売されている短編集『ウルトラ怪獣アンソロジー』にも収録されている。

ウルトラセブン』から26年後のパラレルの世界を描き、セブンに倒されたと思われていた宇宙人たちが母星の技術で回復し、地球でひっそり暮らしているという衝撃の展開が描かれている。また、第17話「地底GO!GO!GO!」の後日談としての側面も持っているのも特徴。

ちなみに、セブン第17話(1968年)から26年後というと平成ウルトラセブンの第一作が公開された1994年であることから、平成セブンのサイドストーリーと受け取ることが出来る内容にもなっている。


登場人物

ご存じ恒天観測員304号。どうやらパンドンとゴース星人を倒した後も地球に残り続けていたようで、アンヌではない別の女性「百合子」と結婚。年頃の娘を持つ父親となっているが、いつものダンとはどこか違和感を感じさせられる発言が目立つ。

ウルトラセブンとして地球を守っていたが、一月ほど前から突然セブンに戻れなくなってしまい、そこである精神病院を訪れて、かつて対峙してきた宇宙人たちと再会することになる。


かつてタバコの中の赤い結晶体で人間を狂わせ、人間同士の信頼関係を破壊しようとしたメトロン星人その人。

奇特な老人に体を縫い合わされ一命をとりとめ、怪我の治療後は人類への恩返しもかねて米瀞メンタルクリニックの60歳過ぎの院長米瀞として精神病院を営んでいる。その一方で、かつてウルトラセブンに敗北するも一命を取り留めた後に静かに地球で暮らしていた宇宙人達と連絡を取り合ってお互い手を貸しあっていた。


かつて四次元空間を使って地球の攻撃を企てたイカルス星人その人。

怪我の治療後は斑鳩というキツネ目に眼鏡をかけた40歳前後の男に化けている。


かつて原子力船マックス号を乗っ取ったゴドラ星人その人。

怪我の治療後は後藤という40代半ばの熟女に化けている。


かつて宇宙都市ペガッサ市から地球に送り込まれ、爆弾で地球を破壊しようとしたペガッサ星人その人。

怪我の治療後は江笠という陰気な50歳前後の男に化けている。


かつてアンドロイド0指令を企て、子供たちを操って大人たちを攻撃しようとしたチブル星人その人。

普段は千頭という口ひげを生やした白髪の老人に化けている。


かつて宇宙怪獣エレキングを操り地球を攻撃したピット星人その人。

普段は二人そろって穴戸という30代半ばくらいの姉妹に化けている。


半年ほど前、上野に飼育が面倒になったペットの宇宙怪獣を捨てた無責任な宇宙人。


  • 巨大ロボット

かつて地球防衛軍のミサイルによって破壊された地底都市の防衛ロボユートムに似た巨大ロボット。変身出来なくなったセブンの窮地を狙い、茨城県のM市やT市に突如出現して、破壊活動を開始する。


関連項目

ウルトラセブン

TSUBURAYA×HAYAKAWA_UNIVERSE





































かつて登山中に仲間を救うために身を投げ、その行いに感動したセブンに姿をコピーされた地球人。

わけあって自分のことをモロボシ・ダンと思い込んでおり、作中に登場していたダンの正体が実は薩摩次郎その人であったことが終盤に判明する。

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