ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要

「本作唯一のシリアス枠」とも称されるステイシーの初登場回。

しかし、そんな真面目な回でも例外なくゼンカイ脳は襲ってくる…。

あらすじ

ゼンカイジャーの前に現れた謎の少年・ステイシー。

彼はギアトリンガーに似た「ギアトジンガー」という武器を使い、ステイシーザーに変身。

そして歴代戦隊の偽者を呼び出し、ゼンカイジャーに戦いを挑んできた!

ゼンカイ脳

  • 介人とステイシーの追いかけっこ

我よ我よと現場に向かう二人。何気にステイシーが絡んだ数少ないギャグシーンでもある。

  • 幻のVS・悪夢の実現

ステイシーがゼンカイジャーを倒すためにゴレンジャーを、更に追い詰めるためにボウケンジャーとマジレンジャーの二戦隊を実体化した。

これだけだったなら普通にゼンカイジャーが物量に押されて窮地に陥られるシリアスなシーンだったのだが、Twitterでは、

『これどう見てもボウケンジャーVSマジレンジャーじゃん』

『幻となったVSが最悪な形で現実になってしまった』

と、寧ろこっちの方で話題になっており、悲壮感があまり感じられないコメントが広がっていた。

事実、『ボウケンジャーVSマジレンジャー』に相当する映像作品は海外版を含めても製作されておらず、VSシリーズが本格的になってからVS以外の例を含め現役と前作の(現地含めて少なくとも初期メンバーの)オリジナルキャストが揃って(新規オフレコのみでの出演のケースを入れて)共演・共闘がされていないのは実はこの二戦隊が唯一である。

しかも、先にボウケンジャーを実体化する辺り、完全にそれを意識している様にしか見えなかったりする…。

それを更に証明するためか、フェイク戦隊を庇うためにゼンカイガオーンが弾いてしまったジュランソードがこの両戦隊の1号ロボをそれぞれモチーフとしたゼンカイマジーヌゼンカイブルーンに命中、二人を戦闘不能にしてしまった。因みに余談だが、ゼンカイガオーンのモチーフであるガオキングの初出であるガオレンジャーは前作とは日本では直接共演出来なかったがのち直ぐに海外で実現している

ついでに、後述する巨大戦でもフェイクのダイボウケンとマジキングが合わせ技を繰り出すという、これまたVSならば胸熱の展開もゼンカイジャーを追い詰める手段に使われており、更に子供達(と、当時「ボウケンVSマジ」を渇望していたファン)の心を抉りまくる事態が起きている。

…のだが、これ以降のカイ!ではこれを更に上回るエグいブラックなネタがやたらとぶち込まれる事になる…。

  • まさかの手抜き

ゴレンジャーギアの力を発動し、ゴレンジャーハリケーンならぬゼンカイジャーハリケーンを繰り出した。

そんなゼンカイジャーに対抗し、偽ゴレンジャーもゴレンジャーハリケーンを繰り出す…のだが、ゼンカイジャーはちゃんとパス回しをしていたのに対し、偽ゴレンジャーは何とパス回しを端折り、アオレンジャーがいきなりラストのアカレンジャーにゴレンジャーハリケーンを差し出してシュート体勢に入っていた。

オリジナルと違い、感情の無い偽物である事を証明する描写ではあったが、ロマンも何も無いさみしい光景となった…。

  • まさかの巨大化

ステイシーザーが実体化した大獣神ガオキングマジキングダイボウケンの前に中々歯が立たず、合体解除にまで追い込まれたキカイノイド達は更に巨大化しようとギアトリンガーのレバーを回すと、何故かギアトリンガーが巨大化

そしてゼンカイザーがただ投げただけフラッシュマンギアも何故か巨大化。これを使った『ギアトリンガーバズーカ』でフェイクロボ達を一掃した。

しかし、この後通常サイズのフラッシュマンギアが映像作品で使われることは一度も無かった(TV本編のみのケースを含めるとルパンレンジャーギアも該当)…。

関連タグ

機界戦隊ゼンカイジャー

赤い戦い!オール戦隊大集会!! 今カイと前カイの間に位置する、いわば第6.5カイと言った感じのエピソード。ここでの出来事をきっかけにゼンカイジャー(特にキカイノイド組)が歴代戦隊の存在を知る事になる。