『ブレード!』
概要
変身ベルト・ツーサイドライバーと一体化した"ツーサイドウェポン"と呼ばれる武器ユニットの剣形態。下(小指)側から刀身が伸びた、逆手持ち前提の特殊な形状をしている(敢えて言うならL字型)。普段は刀身が折り畳まれた状態でバックル右手側に収まっている。
ツーサイドライバーは二通りの変身パターンを持つベルトであり、武器ユニットはその選択する切り替えスイッチも兼ねている。この形態は内蔵プログラムがエビルシステムを選んだ状態である。
バックル右手側のスタンプ台に押したバイスタンプを、武器ユニットのスロットにセットしてバックルから分離すると刀身が展開しエビルブレードに変形。ツーサイドトリガーを引くことでバーサスアップが行われ仮面ライダーエビルに変身できる。
変身後はそのままエビルが武器として使用する。つまり「エビルの剣だからエビルブレード」なのではなく、「エビルブレードだからエビルに変身する」のである。とはいえライブガンが使用できない訳ではないようで、第26話では躊躇したライブに対して銃撃した後、エビルブレードに戻す描写がある。
カラーはエビルに合わせた緑を基調とした配色だが、エビルの基本形態・バットゲノムではなく派生形態・ジャッカルゲノムに合わせたかのような紫色が使われている。
エビル・バットゲノムおよびジャッカルゲノムのグローブはこのエビルブレードを扱うために特殊な調整がされており、剣を使用した戦闘に長けている。
カゲロウの出番が少ない為にあまり登場していないが、エビルブレードも使おうと思えば生身で扱える。
後にエビリティライブではライブガンとの併用が可能となり、斬撃時にエビルの幻影が重なる演出がなされた。このガンとブレードの両立こそ、性質上遠近両用であるツーサイドウェポンの真価かもしれない。
余談
ハンディクリーナーのようなデザインが度々ネタにされる。
エビル・バットゲノムには無い紫色が使われているエビルブレードだが、エビル・バットゲノムの左胸にはエビルブレードには無い黄色でシンボルマークが描かれている。
たまに取手の持ち方を変えて縦向きに持つことがある(フィギュアでは出来た)。
関連タグ
ダークバイザー、ザンバットソード、スチームブレード:コウモリがモチーフのライダーの剣型武器。ダークバイザーは元号第3作目の黒い2号ライダーが使用する。スチームブレードは名前がブレードである点や使用者のスーツアクターが同じ。
ザイアスラッシュライザー、スラッシュアバドライザー、光剛剣最光:ギミックが似ている。
2号ライダー武器