概要
『ウィザーディング・ワールド(魔法ワールド)』の人物。『ハリー・ポッターシリーズ』に登場する。死喰い人。
親世代と爺世代にそれぞれ存在するが、血縁関係は定かではない。親子あるいは親戚ではないかと推測することはできる。
原作ではマイナー(というかほぼモブ)キャラであるが、特に親世代の方のマルシベールは二次創作において一定の人気がある。そのためマルシベールと言えば親世代の方を指すことが多い。
親世代のマルシベール
作中で分かっているのは以下のことのみ。
- インペリオを得意とする
- セブルス・スネイプやエイブリーの友人であり、彼がリリー・エバンズの絶縁する一因となった(在学中に悪質な呪いをメアリー・マクドナルドにかけた)
- 後に死喰い人になりインペリオで多くの人間を操るが、最終的には逮捕されてアズカバン送りになる
- 1995年度にベラトリック・レストレンジやアントニン・ドロホフなどと共に集団脱獄。その後はルシウス・マルフォイの指揮のもとで神秘部の戦いに参加するも、アルバス・ダンブルドアに捕らえられた
- 聖28一族ではない
このような描写からセブルス・スネイプと同級生のスリザリン生であると推測され、その設定に基づいた二次創作が行われていることが多い。
また、原作では外見についての描写は一切ないが、銀髪で眼鏡を掛けた少年として描かれることが多い。これはいわゆる二次設定であり、二次創作同士が影響を受け合った結果生まれた共通認識のようなものである。もちろんマルシベールの外見をどのように描写するかは作者の自由である。
また、エイブリーと共に名前が挙がることが多いため、セットで描かれることも多い。(エイブリーはマルシベール以上に情報が少ない死喰い人である)
爺世代のマルシベール
6巻で名前が登場。ダンブルドアがヴォルデモート卿の初期の腹心の部下として名前を挙げている。名前以外の情報は一切不明。トム・リドルの同級生のスリザリン生であるとする設定が多い。