ミラージュペン
みらーじゅぺん
概要
『ひろがるスカイ!プリキュア』に登場するアイテム。
プリキュア適正者の体から出現、変身時にはスカイミラージュに変形し、エルが授けるスカイトーンをはめ込むことでプリキュアに変身することができる。また、スカイジュエルを探知する機能もあり、近づくと発光して知らせる。
ソラはこれを腰から下げていたため、カバトンの策略であっさり奪われてピンチに陥った事もあった(もっとも、変身アイテムを奪われる展開はヒーローものの王道のひとつではある)。
しっかりペンとしても使うことができる…というか変身アイテムとしてより純然たるペンとして使われる方が先で、前シリーズ最終回のバトンタッチエピソードにて、和実ゆいたちがペンを探していたところに貸し出されたのが初出であった。
玩具もしっかり筆記機能付きで販売されており、インクは水性の黒色、太さは0.8mm。発光ギミック付き。ただし、スカイミラージュへの変形ギミックは再現不可能なので玩具は別々に発売されている。
ミラージュペンの存在条件
スカイランドには「はるかな昔、プリンセスの願いによって伝説の戦士プリキュアが現れた」という伝説がある。
ソラ・ハレワタール、虹ヶ丘ましろ、夕凪ツバサはプリンセス・エルの危機に立ち向かう意思を示した時にミラージュペンが出現し、エルにスカイトーンを授与されプリキュアになった。
4人目のプリキュアである聖あげははエルの危機とは無関係に、自分はプリキュアになれると強く信じたときにミラージュペンが出現している。ゆえに、エルはスカイトーンを逆に促される形になり少し戸惑っていた。
ミラージュペンの出現条件は「プリンセス・エルに選ばれた者」ではなく「プリキュアとして戦う意思を示した者」であると思われる。
そして第22話、とある事情で心折れ、「わたしもう…戦いたくない!!」と絶望したソラ・ハレワタールの手からはミラージュペンが消失し、スカイトーンも灰色の石に変わってしまうのだった…。