CV:堀江瞬
概要
アニポケ『リコとロイの旅シリーズ』の登場キャラクターで、髪色が白黒ツートンカラーの少年。
謎の闇組織エクスプローラーズのメンバーであり、若くして年上のジルとコニアを率いる小チームのリーダー。
人物
見た目の印象通り冷静かつ冷徹な人物で、目的の為なら無力な一般人を襲うことも、自分自身を危険にさらす事も厭わない。
本人も自分が信用されるタイプとは思っていないようで、リコを騙した際も帰りを待たず部屋に乗り込んでいた。
一方、始めにリコ自身は見逃してやると提案したり、ポケ質として攫ったニャオハにも危害を加えないなど、必要以上の加害はしない紳士的な部分も散見される。「死なれては困る」という理由で、リコの危機をつい救ってしまう場面も。
バトルの腕は一流であると同時に、フリード博士に負けず劣らずの自信家。勝負を挑まれると、部下を律儀に待機させて正々堂々戦い、相手が勝負に集中していないと喝を入れる等、非常に潔い一面がある。
手持ちポケモン
活躍
リコの持つ「不思議なペンダント」を狙ってセキエイ学園に赴き、始めは彼女の祖母の知り合いを装って穏便に得ようとしたが、怪しんだ彼女が逃げ出したため強硬手段にシフト。
当初はペンダントを手に入れればリコ自身は解放するつもりだったが、巻きこまれた彼女が危険に陥った結果ペンダントが力を発揮した事で、使うためには所有者ごと誘拐しなくてはいけないとその身柄も狙うようになる。
だが彼女らを守ろうとするフリード博士に阻まれ、ライジングボルテッカーズの本拠まで追いかけ襲撃するなど、熾烈な争奪戦に発展する。
6話ではソウブレイズでリコのニャオハとロイのホゲータを圧倒するが、トドメを刺そうとしたした瞬間にロイのいにしえのモンスターボールから現れた黒いレックウザが暴れた事で撤退。
その撤退理由を信じなかったギベオンから任務を外され、スピネルに取って代わられてしまうが、独自に黒いレックウザを追うことを決める。
8話では直接の登場はないが、ライジングボルテッカーズが食糧補給に立ちよった町で露店の店主が「付き人を2人連れたやたら偉そうな少年が黒いレックウザを探していた」と話していた(なお、ぐるみんの生配信で「サイドンの筋肉」という十中八九ジルらしきリスナーがコメントを打っているが…)。
余談
声優
名前の由来
- おそらく、宝石の「アメジスト」。彼に限らず、部下のジルとコニアや他のエクスプローラーズの構成員の名前は「宝石」が由来とされる。
- アメジストは和名の「紫水晶」という名前のとおり透明度の高い紫色が美しい水晶であり、彼や相棒のソウブレイズのカラーリングも紫である。
- 「高貴な美徳を示す宝石」とも言われており、石言葉は「高貴、誠実、調和、心の平和」。ちなみに部下のジルとコニアの由来と思われるジルコニアの石言葉も「平和」繋がりだったりする。
- 「霊的エネルギーが強い石」とも言われる他、1800年代にインドの神殿から奪い去られ所有者が次々と不幸に見舞われたという「呪いのアメジスト」という伝説があり、ソウブレイズもゴーストタイプであるうえにカルボウが志半ばで絶命した剣士の怨念が染みついたと思われる「ノロイノヨロイ」から進化するポケモンである。