「わかんない、わかんない！ わかんない!!」
演 : 渡辺彼野人
初登場話:第32話「絡み合う糸」
概要
『仮面ライダー555』の登場人物。
バーナクルオルフェノクによって引き起こされたスマートブレイン所有のビル火災で両親を失った少年で、その際に啓太郎と直也に救われ『創才児童園』に預けられるが、事故のトラウマから心を閉ざしてしまう。
更に火災の時に両親を助けなかったという理由から直也を逆恨みし、彼を呼び出してその事を糾弾。その後も彼が面会に訪れる度に責め立て続けていた。
また、啓太郎に対しては物を投げ付けたり等、寂しさを紛らわす為とはいえ彼が人が良い事を逆手に取って我儘の限りを尽くしていたが、結花に怒られて以降は大人しくなる。
その後、『創才児童園』に中々馴染めない上に先輩格の児童達からの虐めを受け耐え切れなくなり、園から脱走。
行く当ても無かった所を、彼を心配した直也に引き取られ、以降彼と共に暮らす様になり、彼の優しさに触れていく内に次第に打ち解けて直也に懐く様になり、更には巧達に対しても心を開く様になっていった。
正体(ネタバレ注意)
実は本人も知らぬ事だったが、彼こそがオルフェノクの王・アークオルフェノクの宿主たる“九死に一生を得た子供” その人。
本人にその自覚が無いまま、時折王としての意識が表面化。完全覚醒の為に他のオルフェノク達を襲撃し、喰らっていた。(尚、照夫と王の人格はそれぞれ別のものの様な描写があるが、詳細は不明)
最終回において、スマートブレイン社長に就任した木場の手により体内に宿ったアークオルフェノクが覚醒。それと同時に内部から食い破られたかの様に砕け散り、死亡してしまった。その最期に里奈は悲痛な叫びを上げ､海堂も照夫を喪った悲しみから「変身…!」と口にしながらスネークオルフェノクに変化し､三原デルタと共に最後の戦いに突入した｡
