概要
CV:瀧本富士子
ププビレッジの村はずれに住む黄色い小鳥。ひねくれ者で生意気な性格。一人称は「オレ」だったり「オイラ」だったり安定しない(50話で「オレさま」と言った事もある。)。
元は普通の鳥の巣に住んでいたのだが、カービィがプププランドに現れて以降、フーム達に用意されたカービィの家に勝手に乗っ取って暮らしている。
しかし、カービィは気にしていないどころかトッコリの巣で寝ている。また以後の話では一緒にベッドで寝ている様子も見受けられ、公式サイトでもカービィの家にカービィとトッコリの二人が掲載されており、カービィの同居人、相棒といった位置づけのキャラクターとなっている。
つっけんどんな態度が目立つが、根は小心者であり、なんだかんだとカービィ達に助力しており、また少々傷付きやすい一面も持っている。
因みに、コックカワサキの料理を喜んで食べていたスカーフィですら、一度捕食したトッコリを吐き出しており、トッコリは「俺はそんなに不味いのか!」と怒っていた(スカーフィは、果物どころかケーキ等も好まないが。)。
ジム・コリート卿
第70話『トッコリ卿の伝説』ではキュリオの古文書に、大海賊『キャプテン・キック』と共に描かれていた、トッコリと瓜二つの鳥である。
彼がトッコリの先祖であると考えた村人たちは、カブーの話からキャプテン・キックが遺した財宝がプププ湾の隠れ洞窟にあると知る。
トッコリはデデデ達と共にそこへ向かうが、彼はそこに落ちていた肖像画を見て、実はジム・コリート卿はオウムであることを知り、自身と全く関係なかったと思い込み、落胆する(ただし、トッコリ自身も何の種類の鳥か判明しておらず、名前といい見た目といい、あそこまで彼がジム・コリート卿と似ているのであれば、完全にトッコリの先祖ではないとは言い切れず、何らかの関係がありそうである)。
しかし、フームがジム・コリート卿の絵をトッコリのクチバシに描き替えたことで、村人たちにはトッコリが彼の子孫だと信じ続けさせている(因みに、絵の改変は本人のいない所で行われたため、トッコリ自身もその事実は知らず、見間違いだったと思っている)。
人物像
概要の通りひねくれ者で生意気だが、尚かつ臆病な性格の持ち主。
態度も大きく、所構わず文句や悪口を言うタイプだが、同じ鳥類であるフクロウのクーの事だけは尊敬している(巣に一緒に入れてやれというクーの頼みだけは断っていた)。
初登場した第2話では、カービィが家を持つのを邪魔するデデデ陛下に協力、その後カービィの家をフーム達が建てようとしていることをデデデに伝え、後にデデデに裏切られてカービィが魔獣と戦闘した際には手のひらを返してカービィを賞賛していた。最終的にカービィの家に勝手に住み着いた。
第51話では落ち込んでいるカービィに村人たちからサプライズについて知らされていなかった為つい「そりゃ、お前が嫌われているって証拠だよ。」と言って傷つけてしまった。その後、フーム達に怒られメタナイト卿と共にカービィを迎えに行っている。
性格に難があるように思われがちだが、前述のようにカービィと一緒にベッドで寝たり部屋でテレビを観ていたりするあたり、決してカービィと仲が悪いというわけではない。フームたちが不在の中、カービィのサポート役に回ることも珍しくない。また、国中で風邪をひいた際、彼も風邪をこじらせていたが「年の瀬らしくていいや。」と言っており、意外と江戸っ子なのかもしれない。
また第23話ではデデデ大王に悪用されそうになっていたダイナブレイドのベイビーを「気味悪くてみっともないヒナ」と罵り、「面倒見る義理はねえ」と言っておきながら、ベイビーを助けるために東奔西走し、結局最後まで付き合うなど、お人好しなところもある。
ちなみに、鶏肉に対しては忌避反応を見せている。(エスカルゴンにとっての巻貝類と同様、共食いとして認識)
また、アコルに住み着いている動物達と喧嘩をした際に「焼き鳥にしてやる!」と暴言を吐かれたり、シャリに焼き芋をのせた「焼き芋寿司」を見て「焼き鳥寿司よりはマシ」と発言したこともある。
一部の視聴者の間でも、彼の渾名として「焼き鳥」が定着しており、主に憎まれ口を叩いた際の蔑称として使われる。
関連イラスト
関連タグ
星のカービィ 星のカービィ(アニメ) 星のカービィのキャラクター一覧
すっげえキモいデザインだな!:(トッコリの迷台詞)
ツイジー&クラックツィート:原作ゲームに登場する、小鳥をモチーフにしたキャラクター。どちらもザコ敵。